牛の糞

 「ちんや」精肉売店で、岐阜県恵那市の「ゴーバル」さんのアップルマスタードの販売を始めました。

 去年の今頃から、精肉売店で各種の調味料の販売を始めています。

 今世の中には、「出来合い調味料」がやたらと増えてきていますが、正直、私の味覚からすると、残念なものばかりです。それに添加物がたくさん入っています。

 そういう調味料を「ちんや」の肉に付けて食べていただくと困ります。肉屋が肉だけを売っていればOKという環境ではなくなってきたようですね。

 で、調味料の販売を始めた次第です。

 マスタードは勿論、すき焼きに付けるわけではなく、ベーコンやソーセージに付けます。

 精肉売店では以前から、「浅草ハム」さんのベーコンやソーセージを売っておりまして、これが結構、旨いのですが、それとセットで買っていただいて、付けて食べていただこう、という考えです。

 さて、その「ゴーバル」さんですが、「ゴーバル」というのは、なんと、牛糞のこと。

 この会社の理念である「平和を願い大地をいつくしむ草の根の人々の生活の香り」を、まさにイメージさせる社名ですね。山中で「ごまかしのない手作りの味」を追求している会社と聞きます。

 まだ不勉強で、お訪ねしておりませんが、食べれば品物の良さがすぐわかります。

 リンゴの甘さと酸味がなんとも、マスタードの辛みと調和しています。ベーコンが何枚も食べられてしまい、つい食べ過ぎます。

 このマスタードがあれば、ベーコンがメイン・デイッシユになりますね。

 ワインも進みます。

 是非是非、お試しあれ。

追伸 

 4/20に開催した「ニッポン全国彪友会~台東万博!」を主催しました。この日の画像は、こちらをご覧ください。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて788日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)