ボートレースの聖地

 日本の「ボートレースの聖地」隅田川へ、早慶レガッタが帰って来ます。

 この競漕大会の第81回目となる今大会は、春爛漫の陽気の中、本日4/15(日)に開催されます。メインレースの「対校エイト」は14:50両国橋を発艇、順調に漕げば8~9分で桜橋にゴールします。

 昨年は地震のため隅田川で開催できず、戸田市の練習場で開催されましたが、また浅草へ戻って来てくれました。私のような地元の卒業生にとって、とても嬉しいことです。些少ながら弊社も協賛させていただけることを歓びに感じます。

 元より早慶のOB・OGは強い愛校心を持っていますが、この早慶レガッタほど愛校心をくすぐるものは、あまりありません。

 だって、聖地を早慶だけで独占するんですから。

 両校は、いろいろな業界・いろいろな方面に学閥を作っていて、評判が良かったり良くなかったりしますが、「聖地を独占」という事例は珍しいでしょう。

 早慶戦と言えば、野球がまず思い浮かびますが、会場の神宮球場は「ヤクルト・スワローズ」の本拠地でもありますね。かたや隅田川でボート・レースを出来るのは、ほとんど早慶だけでして、これは明治時代からこの川の水を漕いでいる、両校だけの特権です。

 だいたい、隅田川は一級河川であって、天下の水運の公道なのに、それを封鎖して、たかが学生スポーツをするのです。この間、哀れ、水上バスは運休させられます。

 そんな両校ですが、今年は良いことを考えつきました。それは、

 「被災地高校生招待レース」です。高校生が、この大舞台で漕ぐ、というのは記憶にありません。ですので、

 ワセダもケーオーも俺は嫌れえだね!

という方は、東北の若きボートマンを応援するために、浅草へお出かけ下さい。 

 ただし高校生は短距離の1.000メートル・レースなので吾妻橋発​艇⇒桜橋ゴールです。吾妻橋より上流(=北)でご観戦下さい。

 11:00発艇です。ご声援を!

 

追伸

 「台彪会」会長として、「ニッポン全国彪友会ー台東万博!」を計画しています。

 二条彪先生の門下生約200人が集まる、一大交流会です。先生のメルマガを取っている方なら、どなたでも参加できます。

 2012.4.20(金) 浅草が燃えます。

 詳しくは、こちらをご覧下さい。

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 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて777日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)