ブータンの王様
ブータンの国王陛下が来日されました。
王様はイケ面、王妃様はアジアン・ビューテイーということで、テレビにツーショット画像が何度も流れされていましたね。
一方で、王様を迎えた、日本の政治家の不敬ぶりも話題になりました。ある閣僚は王様との宮中晩餐会を欠席して政治資金集めのパーテイーに出席したそうです。しかも、そのパーテイーで挨拶に立ち「こちらのパーテイーの方が大事」と高言したそうな。いやはや。
王様は元々親日的な方で、しかも震災後初の国賓です。福島県相馬市を訪問して、被災した皆さんを激励して下さったというのに、この態度です。トホホですね。
でも、まあ、この話しはネットでだいぶ話題になったので、さらにこのブログで書くこともないでしょう。さて置くことにします。
それで、ですが、ここで書きますのは「国民総生産」のことです。ブータンが目指していない「国民総生産」のことです。
ブータンが目指しているのは「国民総生産」ではなく「国民総幸福」だそうですから、その「総幸福」なるものが、本当にブータン人を幸せにしているのかーそのことについて、ここに書ければ、それは上等ですが、私風情には無理というものです。
書けるとしたら、耳になじんだ「総生産」の方で、それを目指すことの問題点については、この機会に議論しても良いのでは、と思います。
さて、その「国民総生産」を増やす、つまり経済を成長させるには、どうしたら良いのでしょう。まあ、単純に言って3通りの方法がありますね。
其一=人口を増やし、それに合わせて生産力を増やす。
その昔は、マルサスの『人口論』のように、人口の増加に生産力が追いつかない状況でした。それで、人口増加⇒貧困化とみなされたこともありましたが、今は違いますね。
日本の生産力は余っていて、それを消費してくれる人口が居ないので困っているわけです。モノを作っても売れない⇒それで不景気⇒デフレというのが現状でしょう。
じゃあ、人口を増やせば良いのか⇒でも日本人の人口は増えないんだから、移民を受け入れるしかないぞ、という過激な議論もあるようです。
移民受け入れが政治的不幸せを産む危険性は、どうしてもありますよね。簡単に手は出せないでしょうね。
其二=他国にない、新しい技術で新しい産業を興し、製品を海外に売りさばく。
これが当然王道です。ものづくりジャパンの王道でしょう。
でも、今時技術はグローバルに進化しますから、国をあげてよほど力を入れないと、他国をリードするのは厳しいでしょうね。優秀な学者さんや技術者さんが海外に行ってしまうのを、今は止めさせられないですからね。
王道でしょうが、きびしい道です。でも、まともな日本人なら、この道を行っていただきたいですね。
では続きまして、其三に行かないといけませんが、どうも、この話しは大分長くなってきているので、「続きは明日の、このブログで」ということにします、悪しからず。
追伸①
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