菓祖神
福島県郡山市の蔵元・笹の川酒造さんが東京に御用事があったとかで、そのついでにお立ち寄り下さいました。
で、いただいた手土産が「薄皮饅頭」。
土産が饅頭というのは、珍しくはありませんが、包装紙に書かれている記事を読んで、
へえ、知らなかった!!
郡山には「菓祖神 萬寿神社」というのがあって、その例大祭のことは「まんじゅう祭り」と言うそうです。
この御社がお祀りする三柱は、と申しますと、
・林浄因命=中国から日本へ初めてお饅頭を伝えた祖神。
・田道間守命=日本のお菓子の原点、橘(=みかんの原種)を伝えた果実とお菓子の祖神。
それから、
・初代本名善兵衛命
?! なんか3番目の神様だけ、人間っぽいですね。
それも、そのはず。
この人は、薄皮饅頭をこの世に送り出した人で、この、いただいた饅頭メーカーの初代なのです(!) しかも年代は幕末と言いますから、最近です。
人間が神に昇格したのは、菅原右大臣、神君家康公、明治天皇、それに浅草神社の三柱くらいかと思ってました。
うーむ。
じゃあ、オレ様もなれるわけだ。
六代寿喜焼貴命・・・
追伸①
本日11/17(木)放送の、NHKの番組「ブラタモリ」で「ちんや」が紹介されます。
と言っても、すき焼きの話ではなくて狆の話し。今回のテーマは「江戸の動物」なのです。私も撮影されましたが、果たしてオンエアされるのか・・・
放送時間は、午後10時からです。
追伸②
11/27に第五回「ちんや」すき焼き通検定試験を実施します。
年内最後の検定です。今年の内に、「自称すき焼き通を、公認すき焼き通に!」
詳しくは、こちらです。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて623日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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