オリンピック②

昨日初めてオリンピックのことを書いたので、調子に乗って、②を書きます。

この際、オリンピック委員会を1896年創業の企業と思ってみてはどうでしょうか。

最初は高邁な理念の下にスタートしましたが、イベントを維持して行くには金の苦労が伴いました。次第に、理念を実現することより、金集めして組織を維持すること自体が目的になってしまいました。

オリンピック委員会がフランチャイズ形式の企業であった為、理念を維持するのは、より難しいことでした。

1936年にはドイツのナチス政権を賛美するのに利用されました。

2008年には中国の共産党政権を賛美するのに利用されました。

イベントは委員会の直営ではなく、開催都市の現地人が仕切るので勝手なことをされてしまいました。

そういう変遷を経て、さてさて2021年。オリンピック委員会は今年創業125年なんですね。「ちんや」よりは少し後輩です(笑)

1896年創業の他の会社さんと、どっちが、理念を保っているか、比べてみましょう。

川崎重工業さん、グンゼさん、新潮社さん、古河電気工業さん・・・

皆さん、どう思われますか?

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.133本目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)