2020年3月24日
くらべる京都
『くらべる京都』を拝読しました。
2017年に『くらべる値段』でお世話になった、おかべたかしさんの新著です。
おかべさんの「くらべるシリーズ」は、その後も次々に続編が出てロングセラーシリーズになっていますが、今回は本名の「岡部敬史」で書いておられます。岡部さんは京都出身だったのです。
内容は、こんな感じです(↓)
(1)京都「を」くらべる
応仁の乱の刀傷/池田屋騒動の刀傷、
賀茂川/鴨川、川床(かわどこ)/川床(かわゆか)など
(2)京都「の」くらべる
赤い提灯/白い提灯、
衣笠丼/木の葉丼、
京のメロンパン/サンライズ、
嵐電/叡電など、
(3)京都「と」くらべる
嵐山/嵐山渓谷(埼玉県)、
京都の祇園/千葉の祇園(千葉県)、
渡月橋/渡月橋(静岡県)など
浅草とのつながりも出て来て、嬉しく思いました。
「新京極」は、東京の浅草・大阪の千日前に対抗する盛り場として明治初期に計画された町だとか。
また雷門の大提灯を作っている「高橋提灯」さんは京都の会社で、京都の町内で使う、小さくてオリジナルな提灯もたくさん作っているとか。
ありそうでなかった、新しい京都雑学本です。
皆様も、ご購読を。
『くらべる京都』
刊行:東京書籍
ISBN:978-4-487-81335-3
追伸
3日15日より「しゃくなげ和牛」のメニューをお出ししています。福島復興の一助になればと存じます。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.678本目の投稿でした。引き続きご愛読を。
Filed under: 色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM Comments (0)