住吉史彦の29大ニュース 2010-2019 その3
さて弊ブログは10周年までラスト一ヵ月に入りました。
ラスト一ヵ月はこの十年間を振り返る月にしよう、10大ニュース 2010-2019を選ぼうと思って、トライしてみましたら、29個も選んでしまいました(笑)
うーん、困ったな。
でも、これで行かせていただくことにしました。29はニ・クだし、今月はちょうど29日あるし。
と、いうことで、住吉史彦の29大ニュース2010-2019が始まりました。一か月間おつきあいいただいておりまして、本日は、その3です。
<29大ニュースその3>
2011年5月 「青森・岩手・宮城・福島・茨城 五県蔵元連合試飲会@浅草」を開催しました。三社祭が中止になった、その日でした。
この年の3月11日、東北で大震災がありました。
東北の直接の被害が大きかったのは勿論ですが、被害の大きさに衝撃を受けた全国民が自粛ムードに入りました。「計画停電」もあり、夜は家に帰ることが奨励されました。
で、困ったのが酒蔵さんです。
そこで東北の合計67社の蔵元さんに連絡をとって、酒を出品していただきました。その陳列作業には、浅草料理飲食業組合役員の皆さん、また浅草酒販組合さんのマンパワーを集めて当りました。
日程は、三社祭が中止になった、その日に合わせました。
参加者の方ですが、御蔭様で、
・有料で入場された方 194人
・取材で見えた報道機関 7社
・会場に見えた蔵元さん 14社
・ご協力いただいた業者さん 3社
合計 218人・社
と、まずまずの人数が集まり、盛況でした。
入場者の人数自体は「まずまず」という位ですが、そのメンバーは強力です。ほぼ全員が、浅草や東京近辺の料理屋の御主人さん、女将さん、仕入れスタッフの方ですので「酒を購入する」という点では、一般の方の100倍とか、それ以上のパワーのある方々です。そういう方々を、料理屋同士のネットワークで集めました。
購入パワーだけでなく、「あの名店にあの御酒が置いてあった!」という評判の面でパワーを持っておいでの皆さんも、多数参加していただける予定です。本当に心強いことでした。入場者と蔵元さんの、商談も盛り上がっていて、本当に嬉しく思いました。
経験のない事業でしたが、なんとか遂行できて在り難いことでした。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。