築地ホテル館

築地市場もラストスパートの日、『日本の洋食  洋食から紐解く日本の歴史と文化』の著者・青木ゆり子さんが築地を訪ねたようです。
FBでその画像をチラ見していると、
!! ウチに在る開化絵と同じだ!
「江戸末期~明治のはじめ、外国人居留地があったころの築地。日本初の本格的な西洋式ホテルでありながら短命に終わった「築地ホテル館」や、上野精養軒のもとになった西洋レストランの築地精養軒も。
その後、大正時代に関東大震災で焼け落ちた日本橋魚河岸などの市場が集まってできたのが、現在の築地市場だそうな。場内市場閉鎖にあたってその歴史を改めて。」
この文章の「築地ホテル館」を開化絵を「ちんや」も所蔵していて、画像を見ますると、まったく同じです。同じ版から刷ったものと思われます。状態はウチの方が良いかな。
気になって、ゆり子先生に問い合せますと、
「これは築地KYビルの中にある「築地よりみち館」に展示されていた浮世絵を撮影したもので、もともとは京橋図書館の資料にあったもの、と書いてあった気がします。」
と返信がきました。
不勉強で存じませんでしたが、展示されていたようです。
魚市場がなくなって、今後は築地=魚ということではなくなります。この機会に、居留地やホテルがあった築地に思いを致すのも悪くないと思います。

追伸⓵
「料理の鉄人」などで有名な市島晃生さんのプロデュースにより、
【J-WAVE 「OTOMESHI」】という、「ド深夜の飯テロ実験番組」に出演させていただきます。
2日深夜放送が第一回で、第二回が9日26時30分~です。
「その時間は寝るから聞けない」という方は、放送終了後にネットから聴けますので、こちら(↓)を開けて、「タイムフリーで聴く」をクリックして下さいませ。
https://www.j-wave.co.jp/original/otomeshi/

追伸⓶
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓷
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.144日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

Filed under: 憧れの明治時代 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)