2018年7月23日
答申
新発田の「八木」さんが文化財に成るという報せが届きました。芽出たいです。
「八木」さんは、2013年にお訪ねして以来大変ご無沙汰しておりますが、新潟県新発田市の「新道」という繁華街にある、すき焼き屋さんです。
「新道」一帯には、昭和の木造建築が残っていて、「八木」さんも、その一軒です。その多くは昭和10年の「新発田の大火」の後に建てられた建物で、太平洋戦争の戦火は逃れました。それが今回指定されるのです。
県庁が公表したデータによりますと、
「すき焼き八木店舗(すきやきやぎてんぽ)」
・所在地=新潟県新発田市中央町三丁目甲1316-1他
・建設年代=昭和10年(1935年)頃/昭和15年(1940年)増築、昭和49年(1974年)、平成18年(2006年)改修
「平成30年7月20日(金)に、国の文化審議会(会長:佐藤信)が開催され、県内に所在する8件の建造物を登録有形文化財に登録するよう、文部科学大臣に答申されました。登録は答申後に行われる官報告示をもって正式決定となりますが、これにより本県に所在する登録有形文化財(建造物)は477件となる予定です。」
「予定です」というのだから、ほぼ確定なのでしょう。
誠にお芽出とうございます。
が、きっと店としては諸々制約を受けることになるのでしょうね。「使いながら保存」が上手く行くと良いと思います。
追伸、夏季の「ちんや」の、臨時営業のご案内です。下記の日は火曜ですが、営業いたします。どうぞご利用下さいませ。
8月14日(火曜、お盆)
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.068日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。