洋食のルーツになった世界の古典料理を食べる会

・シクバージ(またはアル・シクバージ。エスカベッシュのもとになった古代ペルシャの元祖・南蛮漬け)
・フィリョース(がんもどきの原型といわれるポルトガルのお菓子)
といった、聞き慣れない料理を食べました。
「洋食のルーツになった世界の古典料理を食べる会」でのことです。
この会は、e-food.jp代表の青木ゆり子さんが、新著『日本の洋食 ~洋食から紐解く日本の歴史と文化』(ミネルヴァ書房)を出版されたのを記念して、洋食の源流を食べようというものです。
青木さんの新著は、単に日本の洋食の蘊蓄を並べるだけではなく、その洋食の元になった西洋料理をたどり、さらに、その西洋料理に影響を与えた各国の料理にまで遡って行こうというもので、大変画期的と思います。
「洋食」と言いながら、実はヨーロッパ諸国の料理は、もともと古代ペルシャやインド等に起源があったり、東洋の影響を受けたものが少なくないのでした。
さすが、「世界の料理」を伝えてきたe-food.jp代表らしい視点ですね。
ご馳走様でした。

追伸1、青木ゆり子さんと私が7/22の15時半よりトークショーをいたします。ご興味ある方は、コメント欄にご芳名とメルアドをお書き込み下さい。ご案内致します。

追伸2、夏季の「ちんや」の、臨時営業のご案内です。下記の日は火曜ですが、営業いたします。どうぞご利用下さいませ。
8月14日(火曜、お盆)

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.057日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

Filed under: 色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)