SDGs
私のエッセイが載った『月刊 経団連』7月号は、このたびの総会で会長に就かれた中西宏明・新体制の特集号でした。
新体制ですから、いつもの号より多く読まれたのかなあ、と在り難く思いました。
私が載っているのは巻末のエッセイで、本文の方は、私にはあんまり関係ないだろうなあは、と思いつつ、せっかくいただいたので一応読んでみますると、メインの標題は、
「Society 5.0の実現によるSDGsの達成への決意を表明!」
でした。
ん?
達成すべきSDGsって、何じゃらほい?
ヤフーでググってみますと(笑い)
「持続可能な開発目標」の略で、2030年までに達成すべきだと国連が決めた17の目標のことだとか。
ああ、「持続可能」ね。それなら聞いたことがありました。最近はCVIDとか何でも4文字にするんですねえ。
さて、そのSDGsですが、料理屋にも関係あると申します。
目標ノ12=つくる責任、つかう責任
目標ノ8=働きがいも経済成長も
に関連して、フードロス(食品ロス)つまりまだ十分に食べられる食べ物が捨てられてしまう問題が挙げらえているのです。
事例として、これを解消するため、週3日の午後だけ店を開き、4種類のパンのみを売って、必ず売り切っている広島県のパン屋さんが知られています。
所謂「捨てないパン屋さん」ですね。
このパン屋さんは、日持ちのしない具材をなくし、国産小麦を使用したシンプルなパンを販売することで、食品ロスを解消し、従業員の労働時間も減らすことに成功したんだとか。
うーん、そういう方もいるんですねえ。
「ちんや」も三日だけ営業するような社会が2030年には来るんでしょうか。わりとすぐだと思いますけど・・・
追伸、夏季の「ちんや」の、臨時営業のご案内です。下記の日は火曜ですが、営業いたします。どうぞご利用下さいませ。
8月14日(火曜、お盆)
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.060日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。