どっちの面

女優の蒼井優さんが街を歩きながら、せんべいの裏と表、どっちを上にして食べるか悩み、

「さて私はどっちの面を上にして食べたでしょうか?」

と問いかけるCMを視ましたか?

宣伝されている商品は三幸製菓さんの「雪の宿」。

片方が甘い面で、もう片方が塩味の面なのです。

何をふざけているのか?!

と思った貴女に申し上げますが、私はふざけているとは思っていません。むしろ素晴らしいと思っています。

これは、ある種の口中調理と言って良い試みです。

砂糖と醤油を鍋の中で混ぜる、関西風すき焼きのような行為です。

1種類の菓子で違う味を楽しめるというのが大変良いですね。

1種類の菓子は1種類の味という固定概念を壊したところにスゴさを感じます。

Brava! です。

追伸

インターネットのぐるめ情報サイト「途中めし」にお採り上げいただきました。文は『孤独のグルメ』で有名な久住昌之先生です。ありがとうございました。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.925日連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

Filed under: 色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)