猪鍋

両国の「ももんじや」さんへ行ってきました。

浅草橋から両国橋を墨田区側に渡ると、すぐ右に、猪の像を架けているビルに気づきますが、あのビルが「ももんじや」さんです。

「ももんじや」は漢字で書くと「百獣屋」。

享保3年(1718年)年のご創業以来十代にわたって、日本が誇るジビエ料理・猪鍋を継承して来られました。

猪鍋は、弊ブログの201075日号に書きました通り、牛鍋・すき焼きの源流でもあります。

以前「ちんや」の全社員を連れて行ったことがありましたが、今回は「料飲三田会」の仲間と久しぶりの訪問でした。

猪鍋は牛鍋の源流なのですが、現場的には、柔らかい牛肉は煮込むと硬くなるのに対して、硬い猪肉は煮込んでやっとやわらかくなるので、勝手がまったく違って面白いです。

店のお姐さんに、

「15分は煮込んで下さい!」

と指示されます。

久しぶりに、美味しくも楽しい体験でした。ご馳走様でした。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.813日連続更新を達成しました。 すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

Filed under: 色んな食べ物,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)