花一期

琵琶の友吉鶴心さんの公演「花一期」を拝聴して来ました。会場は国立能楽堂でした。

鶴心さん、いや、友吉君は私の浅草小学校の同級生で、「台東区アートアドバイザー」の同僚でもありますが、近年琵琶の演奏だけでなく、NHK大河ドラマの邦楽監修の仕事を何年も続けて引き受けていて、すっかり有名人に。今回の公演も大盛況。タメ口をきけなくなる日も近いと思われます(笑い)

「花一期」は、当初勉強会的な性格だったのが、次第に大きな会場に移り、25回も続いていて、大変なご努力だと思います。

さて今回は目玉が二つもありました。

まず昭和5年生まれで、日本芸術院会員、能楽界の御大である野村萬さんとの共演。演目は「文蔵」。

それから、デーモン小暮閣下を語り手として迎えた、「耳なし芳一」。

「耳なし芳一」は音響効果も練られていて、ド迫力。怪談が能楽堂を被う感覚でした。

ますますのご活躍を確信した一夜でした。お芽出とうございました。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.821日連続更新を達成しました。 すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)