区政70年
朝のテレビの天気予報のコーナーを視ておりますと、スカイツリーが映し出され、
こちらは今朝の東京都墨田区の様子です♡
と、お天気お姐さんのアナウンスが流れます。
スカイツリーの足元には隅田川の流れが。
と、いうことは、カメラが設置されているのは、隅田川の西岸の浅草側。つまり台東区ですよねえ。
どうも最近、スカイツリーの開業以来墨田区の知名度が台東区を上回って来た感があります。
私の地方の知人も、浅草って、す、墨田区でしたよねえ・・・などと言います。
うーん。
台東区は今年が区政70年になるのですが、70年かけてもこの名前は定着しなかったようです。
台東区の前身である旧浅草区も旧下谷区も個性のある区だったため、1947年に合併した時名称の件で大揉めに揉めました。で、妥協策として登場したのが「台東区」。私はてっきり造語かと思っていたのですが、中国の康煕字典に載っている瑞祥地名を引っ張って来たものだそうな。
お芽出たいのと定着するのは違ったのですね。「だいとう」か「たいとう」かで迷ってしまうという点も今市でした。
で、区政70年。
区役所の新年会で区長さんは記念行事をすると言っていましたが、知名度の件を考えた方が良いと思います。
追伸①
今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。
追伸②
拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.558日(七年間)連続更新を達成しました。