中野学校

祖父が旧軍時代に書いた日記を読んでおりましたら、1939(昭和14)年25日の記述に「三時より所長と浅草に向かふ。『ちんや』にてすき焼きを食し」との記述を見つけました。

という方が来店して下さいました。在り難いですね。

で、そのお爺様というのがスゴい。

かの有名な「陸軍中野学校」の生徒だったのです。

「中野学校」は諜報や防諜、宣伝など秘密戦に関する教育や訓練を目的とした軍の学校です。小説『ジョーカー・ゲーム』(2008年)でご存知の通り、チョー優秀な人材を集めて、スパイに育てていました。もっとも当時「スパイ」という言葉は使わなかったそうですが。

その生徒さんが、訓練の合間の休日に弊店を訪れていたのですが、それはお遊びではなかったと言います。

なんでも、生徒に酒をたらふく飲ませて、それでも酔わないようにする訓練だったとか。

スパイは辛いね。

 

追伸①

「適サシ肉」関連のメデイア掲載は以下です=

文春オンライン28日より掲載中

 

日本テレビ「スッキリ!!」29日放送済み

TBSテレビ「白熱ライブビビット」210日放送済み

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2101650分放送済み

東京新聞212日掲載予定 

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」21210時放送済み

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2151544分放送済み

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」216735分頃放送済み

産経新聞(生活面)221日掲載済み

 

日刊ゲンダイ224日掲載予定

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.554日連続更新を達成しました。

Filed under: すき焼きフル・トーク,憧れの明治時代 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)