老舗率

東北新聞社が東北6県の「老舗率」を伝えていて、面白く読みました。100年以上の会社が、

福島 779

山形 746

宮城 557

秋田 450

岩手 385

青森 282

青森県の軒数は全国41位で、老舗率(企業全体に占める老舗企業の割合)でも37位。

青森の殿様は古いのに不思議ですね。

ご存知の通り、青森県の東側は南部家、西側は津軽家が、ずーっと治めて来ました。記録がはっきりしない位昔から治めていて、遅くとも16世紀から廃藩置県まで続きました。

他の地方では徳川幕府によって、たびたび「国替え」が行われましたが、ここにはその力が及ばなかったのです。同じような状況として、島津家が鎌倉時代からずーっと治めて来た薩摩がありますが、九州の老舗率も低いです。

殿様が安定していたかどうかと老舗率は別問題だということが分かります。

興味深いですね、誰かくわしく研究して下さい。

 

追伸①

「適サシ肉」関連のメデイア掲載です

文春オンライン28日より掲載中

日本テレビ「スッキリ!!」29日放送済み

TBSテレビ「白熱ライブビビット」210日放送済み

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2101650分放送済み

 

東京新聞212日掲載予定 

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」21210時放送予定

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2151544分放送予定

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

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四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.541日連続更新を達成しました。

Filed under: 憧れの明治時代 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)