2016年7月24日
うしくら
「すきや連」で旧知の佐藤伸一さんが新しい焼肉店をオープンさせました。
国産黒毛和牛だけを扱うとかで、店名は、「肉処 うし喰」。
「うしくら」と読ませるそうです。
店に入るとすぐ、ガラスばりの枝肉保冷庫があり、肉をそこで熟成させています。そして、なんと、そこで解体作業をすることで、パックの状態で肉を保管する期間を極力短くしようと考えておいでのようです。
「ちんや」でも以前は、昭和50年代までは、そういう扱い方でした。
しかし食品衛生がやかましくなるにつれて、大きくて設備の整った場所で解体をして→ブロック単位でパック保管する方が良いということになりました。パックした後に表面を高温の湯に通して滅菌するのです。
今回新しく衛生的な設備で、枝肉保管が出来るのはとても良いことと思います。ご繁盛を祈念します。
場所は中央区入船3丁目。
メトロ有楽町線・新富町駅から歩いて3~5分です。
追伸
拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.339連続更新を達成しました。