冷しゃぶサラダ

以前も一度告知しましたが、熊本の食材を精肉売店で売り始めています。暑い時期に最適の調味料ですので、再度告知させていただきます。

それは「下村婦人会」さんの柚子胡椒です。 熊本県の山間部人吉市から、さらに宮崎県境の山地へ向かう途中、湯前町(ゆのまえまち)で、この柚子胡椒は作られています。 作っている「下村婦人会」さんの、名前は「婦人会」ですが、町会の婦人部とはかなり違いまして、正式には「農事組合法人下村婦人会市房漬加工組合」とおっしゃいます。

昭和32年、後に地域づくり活動の手本として有名人に成っていく山北幸さんの呼びかけで発足しました。

商品化してきたのは、古くから地域の各家庭に伝わってきたもの。

一、安全であること

二、ごまかしのないこと

三、味の良いこと

四、価格が妥当であること

を原則として商品づくりに取り組んで、 平成元年には「日本一づくり運動特別賞」を熊本県から受賞。 この辺りから幸さんは、全国に講演に招かれるようになり、2013年に99歳で亡くなるまで、精力的な活動をされました。

平成23年には「市房漬」が「食品産業センター」が認定する地域食品ブランド「本場の本物」にも認定されました。これは審査専門委員会がきびしくチェックして認定されるものです。

さて、今回「ちんや」が取扱いを始めるのは、その「下村婦人会」さんの柚子胡椒 。 地元産の柚子と唐辛子だけを使い、婦人会の方が柚子をひとつひとつ手でむいて作るとか。

肉料理の他、そうめん、パスタなどの麺ものにも良いと思います。 もちろんピリ辛ですが、辛いだけでなく、とても清涼感があります。

今回は料理提案として、これを使った「冷しゃぶサラダ」のレシピを店頭で配布しています。 暑い時でもお肉と野菜をバランスよくをたくさん召し上がれます。しゃぶしゃぶしたお肉をお好みの野菜(レタス や人参、パプリカの細千切りがオススメ)と白髪ネギ(繊 維に沿ってタテに細切り)とともに柚子胡椒とポン酢に つけてどうぞ。

追伸、

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.318連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)