野菜を食べる「すきや連」
7/7の、八王子市「坂福」さんでの「すきや連」は「江戸東京野菜」を食べる「すきや連」でもありました。
「江戸東京・伝統野菜研究会」代表の大竹道茂さんが「すきや連」のメンバーで、なおかつ多摩は地元という御縁もあり、今回すき焼きのザクの野菜の選定を、大竹さんにアドバイスしていただくことになった次第です。
で、今回採用されたのは、
「江戸東京野菜」に認定されている、立川市の「東京うど」。
弊店では季節の「変わりザク」として使ったことがありますが、大竹さんは、会の前日に東京都ウド連合会の須崎雅義会長のお宅に寄って調達して来て下さいました。
大竹さんによると「アンコウ鍋には欠かせない」と神田の「いせ源」さんでは普段から使っておられるとか。今回初めて知りました。
すき焼きに入れても美味なものです。
さらに、もう1点。そちらはすき焼きに入れるのではなく、酢の物の材料ですが、立川から国分寺に回って生産者の小坂良夫さんの畑で「馬込半白キュウリ」を調達して来て下さいました。
「馬込半白」は、その名の通り、かつて大田区馬込で生産されていましたが、色目が半分白く、サラダにした時見栄えがしないという理由で、生産が減ってきました。
きゅうりらしい味がするというのに残念なことです。こちらもおいしく頂戴しました。
「すきや連」は今回が24回目ですが、野菜にも目配りすることで、まだまだ進化して行くつもりです。
追伸
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題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.329連続更新を達成しました。