著者売り
さてさて、拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』が明日25日に出ることになりまして、その前日つまり本日、メデイア・書店向けの披露会を開催することになりました。披露会の後にすき焼き懇親会もします。
著者として挨拶しようと思っていることは、昨日の弊ブログに書きましたが、この会は「メデイア・書店向け」であることが一つの眼目です。たいていはメデイアだけが対象。書店さんを入れたことに私の意図を感じていただけたら嬉しいです。
私の意図とは、まずは書店さんに喜んでいただく→頑張っていただくことを目指そうということです。
本などというものは、次から次へと出版されるもので、私の本が本屋さんに積まれる期間などほんのわずかでしょう。そのわずかの期間を少しでも延ばしてもらうには、本の中身を知っていただくことが大事と考えます。
で、あえて懇親会もするのです、当然すき焼きで。
本の登場人物の皆さんや関係者と鍋を囲んでいただくことで、この本のことを知っていただき、営業に繋げていただきたいと思っています。
既に百冊単位で私の本を仕入れて下さっている書店さんもあるとかで、これが返品される様を想像するだけでゾッとします。初回分が戻されるのだけは避けたいものです。
もちろん、私の店でも売りますし、ネットでの告知もしますが、当面は書店さんの営業妨害をしないことが大事と思っています。
書店さんから私の本が下げられた頃が、ようやく「著者売り」の時季だと思います。店や会社をやっている社長さんが本の著者に成った場合、自分が売ろうと張り切る場合が多いですが、私は、あれは、なんだかなあ・・・と思っています。
書店さんから私の本が下げられた頃にイベントなど致したいとも思っておりますので、その節はブログ読者の皆様、よろしくお願い申し上げます。
<書籍データ>
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
第六話は「牛のヨダレのごとく商いを続ける」(おでん「大多福」四代目 舩大工安行さん)。対談場所は「オクラ・イズ・バー」さんです。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
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