コンビニ恵方巻き
だから「コンビニ恵方巻き」は大嫌いだって、前から言ってきたんです。
報道によりますと、労働組合の「首都圏青年ユニオン」はJ-CASTニュースの取材に、
「恵方巻きの『販売ノルマ』を、コンビニのオーナーが従業員に強要する例は少なくありません。従業員が買い取りを強要されているという相談も、数年前より徐々に増加しています」
と答えたそうな。社員だけでなく、アルバイトであっても販売ノルマが課されるケースがあるとか。
それでツイッターには、
「私の働いてるコンビニでは恵方巻きが49本廃棄になりました」
「26万円分の廃棄 二度と恵方巻き見たくない」
「恵方巻きの廃棄えげつなかったwww84個wwwwww」
「恵方巻きのみで合計価格13万以上の廃棄が」
「ノルマ達成できなかったから恵方巻きを買わされた」
「恵方巻きのノルマさばけずに困ってる」
これだから日本の食品廃棄がちっとも減らないんです。
毎日売るものなら、販売量を予測して在庫することもある程度は出来ましょうが、一日限定の企画って、曜日や天候や、その日に開催される他のイベントやテレビ番組の影響とか様々な要素で売れ方が変わり、予測がとても難しいと思います。予測できないでしょう、ハッキリ言って。
「恵方巻き」だけでなくて、コンビニはクリスマス・ケーキもやっていますが、たいてい25日の朝に投げ売りしてますよね。
やるとしたら、「〇個限定」とか予約制とかですが、大手企業の仕事として、そういう方法はスケールが小さい感じがするのでしょうね。
で、「二度と恵方巻き見たくない」となる次第です。
「コンビニ恵方巻き」、私も二度と見たくありません。
追伸、
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浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
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978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
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