青年部①

国際観光日本レストラン協会に青年部が設立され、不肖・私が初代代表世話人に就任致しました。

<以下は、先日の協会の総会での挨拶です>

私が住吉史彦でございます。浅草ですき焼きを経営いたしております。さて、

ただ今ここに国際観光日本レストラン協会青年部の発会を宣言させていただきます。

私達のテーマは、お配りした資料にございます通り、

「食べて、学んで、つながって、未来を創ろう! 」

であります。特に後段の「つながって、未来を創ろう! 」に重きを置いて活動して参りたいと思っております。

思いまするに、ただ今の料理飲食業界を取り巻く環境は、「激変」と言っても良い状況だと思います。グルーバル化、IT化、食の安全への意識の変化、ライフスタイルの変化、あるいは人手不足。

しかし、こうした環境の変化の中でも、伝統的な良いものは残していかねばなりません。なかなか難しい状況と思います。

こういう状況の中では、先輩方の体験・お知恵も勿論大切ではありますが、私達若手の発想・思いつきが、ひょっとすると御役に立つ場面があるかもしれません。私達が集い・語る内に、

これいいかも。

こういう方法もあるんだ!

と考え出したことが、協会の発展に資する場面があるかもしれません。

さらには業界全体の発展に資する場面があるかもしれません。

ですので、食べて、学んで、つながって、未来を創って参りたいと存じます。

これまで以上のご指導と、時にはご鞭撻を賜りたく、切にお願い申し上げます。

最後に幹事さんの紹介を致します。青年部は、以下の「世話人」の皆さんにより運営して参ります。

成田市「菊屋」の石橋幸太郎さん、

新宿「車屋」の伊藤英里さん、

大和郡山市「Le BENKEI」の尾川卓司さん、

米沢市「登起波」の尾﨑仁さん、

「ニューオータニ岡半」の柴田伸太郎さん

飛騨高山市「洲さき」の洲岬梨恵さん、

大阪市「東京竹葉亭」の津田兼太郎さん、

紀尾井町「福田家」の福田貴之さん

鎌倉市「御代川」の御代川太さん、

そして不肖・住吉史彦が世話人代表でございます。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

追伸、

私・住吉史彦の本が2/25に出ます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

第三話は「神さまの御霊を載せて町を守る神輿を作る」(「宮本卯之助商店」七代目 宮本卯之助さん)。対談場所は「スリーウッド」です。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.185連続更新を達成しました。

Filed under: 飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)