日傘男子

皆様、お暑うございます。

先日、美容院でカットして貰いながら時候の雑談をしていて、

アタシ、この前、男の人が日傘さして歩いてるのを見ましたよ!

と言われ、

へええっ!と驚きました。東京が連続猛暑日記録を更新している最中のことです。

ネットなどには「日傘男子」とかが出ていますが、これが実例発見の第一号です。間接ではありますが。

驚くと同時に私は、

これはスゴく良いマーケットに成る!

と思いました。自分が傘屋でないのが悔しい位です。

外回りの営業さんなどは、この炎天下に客先を回ったら、冗談抜きに体調を崩しますから、是非日傘をさした方が良いです。今後東京が涼しくなることは考えられませんから、マーケットとして非常に期待できます。

中国製ビニ傘に押されて、傘業界もキビシいようですが、復活のキッカケになり得るのではないでしょうか。

しかし、一言だけ言わせていただきますと、今ネットにUPされている「日傘男子」の日傘は、あんまりお洒落でありません。

「社交性」いや「遮光性」とか「UVカット」とか機能性が強調されていて、デザインがつまらないのです。

黒や紫の傘は、曇天なら馴染みましょうがピーカンの夏空にあいません。

それにですよ、そういう傘をさして歩いていたら、

どこか御具合が悪いんですか?

って心配されちゃいそうですよねえ。

機能性はほどほどにして、カッコ良くしませんか。

例えば、森の情景をプリントした傘がありましたが、そういう方が良いです。あれを男仕様にして欲しいです。

「体調維持の為に、光を遮る」のが、そもそも傘の機能性ですが、人は機能のみに生きるものではありません。

森の情景の傘なら「夏を楽しむ」という、別のベネフィットが付け加わりますね。そういう方向性にできませんかねえ。

外国の方が浅草にご観光に見えて、

日本に行ったら男が日傘をさしていた!

しかも皆お洒落!

てな感じになりませんかねえ。

追伸①

単行本『東京百年老舗』に載せていただきました。

21人のフォトグラファーたちが、歴史と伝統を現在に伝える「老舗」の魅力を余すことなく写しだした写真集です。

時代が変わっても、変わることのない老舗の魅力が、ここにあります。

くわしくはこちら↓です。

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

現在の笑顔数は357人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.238日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (2)