2021年1月11日
残念になった食材
年始に父と食事していて、
昔と比べて残念になった食材は何か?
という話題になりました。父の意見は、
・トマト
・イチゴ
・ミカン
でした。みな酸味に特徴がある食材ですが、その酸味がなくなるような品種改良が行われ、味が平板になってしまいました。この三つについては私も同意します。
私が加えるとすると、
・春菊
苦味がなくなるような品種改良が行われ、また柔らかく改良しようとするあまり、歯ごたえがなくなりました。
今の春菊は生で食べられるくらいです。ネットのレシピをみていても、すき焼き以外の食べ方がたくさん載っています。そういう食べ方が主流になれば、ますます柔らかくなるでしょう。
葱屋さんは、売り先によってタイプの違う葱を用意してくれます。蕎麦屋で薬味として使う葱と、鍋に入れる葱は分けているのです。
春菊屋さんという商売が出来て、売り先によってタイプの違う春菊を用意してくれたらなあと思います。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.971本目の投稿でした。