2018年6月4日
あなぐらの一年
「あなぐら」1周年イベントに参加しました。
「窖(あなぐら)」は、笠間市の磯蔵酒造さんが浅草2丁目にオープンさせた日本酒文化専門店です。そのお店が開店1周年になったのです。
茨城県の酒蔵が浅草に新店と聞いただけで、インバウンド狙い・オリパラ狙いの出店なんだろ。どうせ、2021年には撤退するだろうさ!と思う方がおいでと思います。
が、違うのです。磯蔵の蔵主・磯貴太さんと浅草とのご縁は、弊ブログの2017年6月5日号に書きましたので、詳しくはそちらをご覧ください。
さて、その「あなぐら」が芽出たく1年となり、結構なことだと存じます。
このイベントの間、1周年と磯蔵酒造150年を記念した、冊子「一斗句!」(言っとく!)が配布されていました。
磯さんは、この冊子「言っとく!」の中で、自社の醸造方針「ライスイ」をハッキリと打ち出されました。「ライスイなお酒」の件は弊ブログの4月6日号に書きました通り、「適サシ肉」に実に似た考えでして、私は1周年よりも、この冊子が出たことの方を面白く思ったくらいでした。
皆さんも、是非お出かけ下さい。住所は東京都台東区浅草2-2-1 伝法院通り東 森田ビル1Fです。
酒粕とカレー粉を使った、新作スイーツもあります。
あ、この文を読んでも、なぜ浅草の酒の新店が「あなぐら」なのか、意味が分からなかったと思います。それは、まあ、行ってみての「お楽しみ」ということで。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.019日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。