ソウルのすき焼き

日韓外交は平行線のままと聞きます。

彼の国では選挙に出る時は反日政策を掲げないと当選できないそうなので、この状況は、そう簡単に変わらないかもしれません。

が、そんな中でも、ソウルの若者はすき焼きに夢中だとか。報道によれば、

すき焼き専門店「日常庭園」では

「コース料理は2万ウォン(約1930円)前後で、他のメニューも決して安いとはいえないが、20~30代の若者で混み合っていた。」

「ここのウリは「わたあめすき焼き」。ふわふわなわたあめの上からタレをかけて溶けるのを楽しむ料理だ。2018年に日本ではやったこのメニューを韓国でも味わえるとあって、店は常ににぎわっている。若者たちは料理写真を撮るのに忙しく、日本での体験を思い出しながら、箸で卵を溶かして肉と野菜を頬張っていた。人目を憚ることなく、日本料理を楽しんでいるのだ。」

わたあめすき焼きがもうソウルに導入されているとは驚きです。

「写真を撮るのに忙しく」というのが気になりますが、これを入口に本格的すき焼きに進んでいただけたらと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.315本目の投稿でした。

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ジャージー牛

年末年始が近づいてきて、久ぶしりに旅行するぞ!という方も多いかもしれません。そんな中、

「北海道のお風呂が良かった旅館」のランキングNo.1の旅館が、

ジャージー牛のすき焼きを出していると聞いて面白く思いました。

No.1は「トムラウシ温泉東大雪荘」さんでした。国内最後の秘境といわれる、新得町の東大雪にあるそうです。

私は高温の湯が得意でないので、温泉にはまったく詳しくありませんが、宿の周辺は手つかずの自然に囲まれており、露天風呂に入れば、それを堪能できるそうです。

で、ジャージー種のことですが、

乳牛です。

肉量が多くはなく、体脂肪が黄色くて、肉として喜ばれません。

脂肪は黄色いことは、食肉としては好まれませんが、牛乳の色ですと、逆に喜ばれます。ジャージー種の牛乳は、乳脂肪率が高く濃厚。黄色いのはカロチンが多いからなのですが、その色の牛乳は濃厚だと人は記憶していて、牛乳としては高級です。

引用よりさらに適しているのは、バター造りです。デンマーク、ニュージーランドなどバターの本場ではジャージー種が主に飼われていますね。

で、結局すき焼きにしてどうか、ですが、野趣を面白がっていただくと良いと思います。

肉の中にカロチンが多い場合、業界では「草臭い肉」と言います。

「臭い(くさい)」という日本語には否定的なニュアンスがありますが、逆に「野趣」としてそれを好む方もいて良いわけです。

逆転の発想で、試してみるのは悪くないと思います。

秘境の、手つかずの自然の中なら、草のフレーバーは気にならないかもですし。

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茶碗

店の引っ越しで「発掘」したものがあります。

美術部勤務時代に分不相応にも購入した茶碗です。

私は20歳代に5年間デパートの美術部で働き、主に工芸品を担当していましたが、その頃ご縁のあった先生方の作品を、ここしばらく申し訳ないことに使っていませんでした。特にコロナになってからは、まったく。

しかし工芸品は「使ってこそ」です。

茶杓も発掘したので、茶筅と茶を調達して、久しぶりにトライ。

目分量、時間など数字の部分は勿論忘れていたので、ネット情報で確認しましたが、

うーん、クリーミーには点てられないなあ。しばらく試行錯誤が必要か。

でも、湯で温まった茶碗を手に持っているだけで気分が良いです。

その意味で好きなのは、志野茶碗と萩茶碗ですね。

在り難い。

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早めスタート

昨日は12月の第三金曜、今日は第三土曜。コロナがなければ忘年会のピークの週末だと思いますが、今年は7割の企業が忘年会無し。

それは仕方ないとして、問題は来年元に戻るか、です。

ヤフー知恵袋には、忘年会についてこのような↓投稿が。

「部署長と役員に呼ばれ、忘年会は会社の行事で福利厚生で行われるので、参加しないのはありえないと言われ、半強制の強制参加なので、参加しなさいと言われました。最終的には、「参加します」と仕方なく言わされ、参加する事と幹事をする事に決まりました。皆さんはどのように対応されてますか?」

回答は、

「そもそも論ですが、忘年会などの業務時間外(給与が発生しない)のイベントを強要することはパワハラにあたります。福利厚生で行われる場合、会社としても従業員に対し平等に扱わないといけないので、一般的な企業では不参加者には何かしら景品を配布する、なんらかのポイントやQUOカードを付与するなどの対応をしていると思います。」

つまり会社で忘年会を行う場合は、仕事を早く終わりにして業務時間内に、たとえば15時から開催せねばならず、欠席する人間には同額の物品を支給しないといけない、という論理です。その論理は、まあ、正しいです。

忘年会が毎月あるわけじゃあるまいし、年に一回くらいつきあったらどうだろう・・・と私などは思ってしまいますが、非論理的ではあります。

それに、早い時間にスタートすると深酒になりがちなんですよね。料理屋の会合は16時スタートや1630スタートが多く、そこから真夜中まで飲み続けると、飲み過ぎになりがちです。

20時とかに上がれば良いのだけど、難しんだよね、それは。

だから早めスタートは、お勧めできないです。

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オレオレ詐欺

ネット上に繰り返し投稿されているジョークがあります。

「自宅の留守電に新手のオレオレ詐欺が吹き込まれていた。「あ、もしもし?俺だけど。今日晩飯いらねえから!」←もちろん俺ではない。 自宅に帰った時、俺のぶんのすき焼きは無かった…悔しい…」

投稿したアカウントは、面白いと思ったものをコピペするbotのアカウントのようですが、何の目的かよく分からない所が私には気味が悪いです。

が、そんなことより、すき焼きの具が一人前足りなくても、分けることは可能ですよね。それが鍋の良い点です。

正月の、有力者の家では、訪問客が何人来るか分からないので、鍋=すき焼きを用意することがあると聞きます。

そういう意味でも、優れたジョークと思えないのですが、ネットで頻繁にみかけます。不思議。

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漫才すき焼き

漫才 すき焼きが出来ました。YouTubeで是非ご覧ください。温まりますよ!

というので視てみました。

視たのは「お笑いふらまんチャンネル」。

新人のお笑いコンビ「ふらわーまうんてん」のチャンネルでした。

「ふらわーまうんてん」のメンバーは、

リーダー担当のてつろうさんと 

イケメン担当?のやまこうさんの二人。

このチャンネルで「漫才、食レポ、スイーツの食べ比べ、体当たり取材などを行っていきます」と書かれていて、食べ物はお好きなようです。

内容はと申しますと、ネタバレになるので、あまり書けませんが、

リーダーが相方にあれこれ理由をつけて、肉以外の具材を食べさせ、その隙に自分は肉ばかり食べるというもの。

毒がゼロの漫才で結構と思います。

Mー1を目指すと言いますから、頑張って欲しいですね。

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四十七士

昨日は四十七士の討ち入りの日でしたが、民放地上波はもう時代劇をやらないようでした。

この調子だと「忠臣蔵」を知る国民が減って行きそうで心配されますが、大石内蔵助堀部弥兵衛に牛肉の味噌漬けを贈っていた件は、さらに知る人が少ないと思います。

堀部弥兵衛は「高田馬場の決闘」の件でも有名ですが、四十七士の中でも討ち入り当時77歳で最高齢でした。その老士・弥兵衛の為に、内蔵助が肉を贈っていたそうです。

書状が遺っており、時期は、討ち入り実行の為に既に江戸入りしていた頃と考えらえるとか。

肉の産地は、江戸時代も牛の屠殺が許可されていた彦根藩。

が、残念なのは入手経路が書かれていないことです。

「可然方(しかるべきかた)より内々到来にまかせ進上いたし候」と書かれていて、「しかるべき方」がどういう方なのか、大変気になりますが、分かりません。

大石家の祖先は近江国守護・佐々木氏のもとで大石庄(現在の大津市の一部)の役人だったそうですが、その時期は応仁の乱より前で、元禄時代の内蔵助の頃まで、その縁が続いていたとも思えません。

ともあれ、この時期は寒くなり始めの時期ですから、肉の味噌漬けで精をつけるのは悪くないと思います。

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今年の漢字

年末恒例の「今年の漢字」が清水寺で発表されました。さて、その漢字は、

「金」。

うーん、まあ、メダルの数は多かったですからねえ。

「金」は2000年、12年、16年と五輪のたびに選ばれていますが、今年はかなり違う様相でしたので、ひと捻り欲しかったのは、私だけでないと思います。

時に、「今年の漢字」って、食べ物に絡む文字が選ばれることが少ないような・・・

そう思って確認してみましたら、1995年-2020年に一度だけ選ばれていました。96年の「食」です。

その時の受賞理由は、

「О-157集団食中毒や狂牛病の発生で「食べる」ことに気を使い、自治体や官僚が、税金や福祉を「食いもの」にした年」

あー、全然嬉しくない受賞理由ですね。

食が、今後ポジティブな理由で受賞することを期待します。

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撤去作業

本日より店の引っ越しの為、店内の様々な物品の撤去作業を行います。

今の店舗は昭和50年(1975年)竣工で、46年分の様々な物があります関係で、撤去する物量が、そこそこ多く、作業終了予定は18日(土曜日)です。

近隣の皆様、特に雷門横丁の皆様には大変ご迷惑をおかけしますことを、お詫び申し上げます。

何卒よろしくお願いいたします。

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晩さん会

12月10日はアルフレッド・ノーベルの命日でしたので、今年もノーベル賞の受賞式が行われ、真鍋淑郎さんも参加されたそうです。

が、コロナ禍ゆえ、今年はオンライン受賞式。

授賞式本体はストックホルムで行うものの、受賞者は出席せず、地元の国で表彰を受けることに。真鍋さんもワシントンの米科学アカデミーで駐米スウェーデン大使からメダルを受け取ったそうな。

出席者数も大幅に制限され、晩さん会は、残念ながら、なし。

私は当然ながら、どんな内容で受賞したかより、晩さん会にどんな料理が出たかが気になるのですが、「なし」ではどうにもなりません。

今年の受賞者は、来年の晩さん会に招待されるそうですから、それまでにコロナには収束してもらいたいものです。

最後になってしまいましたら、真鍋さん、誠におめでとうございました。

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