キウイすき焼き、ふたたび

たまに話題になりますね、関の「キウイすき焼き」。

今回は、苗木の資金をクラウドファンディングで調達、目標を大きく上回る金額が集ったそうです(中京テレビNEWS)。良かったです。

「関」とは刃物で有名な岐阜県関市のことですが、刃物を造っている、すぐ隣でキウイを植えているわけではないです。

関市は2005年の市町村合併によりV字型の、非常に変わった形の市域になりましたが、キウイを植えているのは、その時に関市に入った旧・洞戸(ほらど)村です。

キウイの場所はVの字の先の方。関市の中心部からはかなり遠い山間部で、直線距離では郡上八幡の方が近いです。そこでキウイは生産されています。

キウイには「アクチニジン」というタンパク質分解酵素がたくさんあることから、現地の人はすき焼きの鍋にキウイを入れてしまいます。

酵素の働きで肉が柔らかくなり、また味も酸味でマイルドになることから、合理的ではありますが、一般的ではありませんでした。

それが2010年3月に放送された、テレビの番組の「ありえへん食べ物大賞」というコーナーで大賞になって有名になったのでした。

そもそもすき焼きに酸味を加えるには、

・キウイを鍋に投入する

・トマトを鍋に投入する

・割り下に赤ワインを混ぜる

卵にヨーグルトを入れる

がありますが、私が推奨しているのは「卵にヨーグルト」です。キウイは分解を促進するので悪いとは思いませんが、ジュースにして飲む方が、私的には好みです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.303本目の投稿でした。

Filed under: 色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)