ハリス氏

ネットに「ハリス」と入れて検索したら、

カマラ・デヴィ・ハリス氏が出て来ました。

カマラ氏(1964年~)はアメリカ合衆国の政治家、法律家、第49代副大統領です。

が、

ち、違うんだよなあ。探していた人は。

肉の業界で「ハリス」と言えば、

タウンゼント・ハリス氏(1804年~1878年、アメリカ合衆国の外交官。初代駐日本アメリカ合衆国弁理公使)です。

タウンゼント氏は最初の駐日公使ですが、自身を公使として日本に駐在させるための条約(=日米修好通商条約)を自分で交渉して締結しました。

その交渉の場所は下田の玉泉寺で、ハリスは1856年からそこに滞在、条約が成立して→江戸に公使館ができ→公使として入居したのは1859年のことでした。

さて、その下田滞在中に、ハリスは牛肉食べます。食べるには牛をと殺しないといけませんから、玉泉寺の境内でそれをしました。今玉泉寺に行くと、その場所に牛の供養塔が立っています。(その塔の建設費の一部を私の曽祖父・住吉忠次郎が協賛しています

このようにタウンゼント氏は日本の肉の業界に大いに関係があるのですが、カマラ氏はどうでしょうか。インド系だし民主党だし、牛を熱心には食べないでしょうねえ、きっと。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.071本目の投稿でした。

Filed under: 憧れの明治時代 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)