熊本地震

5年前の今夜、2016年4月14日21時26分に熊本地震が起きました。

日本人は東北の大震災を経験し、あれほどの経験は当分しないだろうと思っていましたが、そんな日本人にとっても熊本地震は異例でした。

まず本震だと思っていた4月14日の震度7の揺れが実は「前震」で、28時間後の16日にもう一回震度7が来たことは驚きでした。気象庁が震度階級を制定してから初めて震度7が2回来たのです。

その後の余震も大変多く、震度5以上の余震が25もありました。その範囲も広く大分県の海岸地方まで広がりました。気象庁は通常余震の発生確率を発表していますが、この時「過去の経験則があてはめられない」として発表を取りやめてしまいました。

そして記憶に残っているのは、何と言っても、熊本城の惨状でしょう。

私達「すきや連」は、その年の11月に義援金を届けるため、熊本市のすき焼き店「加茂川」さんに集まりましたが、その時点でもお城の石垣は崩れたまま、ジャッキが城を支えているような状態で前途多難だなあと思ったものでした。

再建にはどれだけ年数がかかるのかと暗澹たる気持ちになりましたが、その再建がおおよそ達成され、最近天守閣が公開されたと聞きます。

コロナが落ち着いたら、是非再訪したいものです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.064本目の投稿でした。

Filed under: すきや連,すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)