寄席

緊急事態中の寄席営業について東京寄席組合(鈴本演芸場・新宿末廣亭・浅草演芸ホール・池袋演芸場)は、

「寄席は社会生活の維持に必要なもの」と判断し、4月25日以降の公演についても予定通り「有観客開催」を続けています。

世間では「浅草の大英断」と報じられていましたが、正確には東京四席亭が落語協会や落語芸術協会とも協議した結果と聞いております。

で、世間の反応ですが、「浅草演芸ホール」でリアルタイム検索をしたみたところでは、

ポジティブ40%

ネガティブ60%

という結果でした(25日15時時点)

要請破りを熱烈に支持する人が多いですが、過半数には届いていないようです。

それでも1年前とは大違いです、1年前は「自粛警察」が跋扈し、営業している店や施設を攻撃していましたが、今回演芸ホールさんを批判する人に当時の勢いはありません。

寄席に負担を強いる一方で、社会生活の維持に必要とは到底思えない聖火リレーが続いていて、これではダブルスタンダードそのものですから、自粛派も大声を上げにくいものと思われます。

弊店は大人しく酒抜き営業を続けながら推移を観て行きたいと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.077本目の投稿でした。

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)