一周忌

今日3月29日は、戦後日本を代表するコメディアン・志村けんさん(1950年2月20日~2020年3月29日)の命日です。

1970年代のこと、私は毎週土曜日の夜欠かさず『8時だョ!全員集合』を視ていました。

所謂「ドリフ世代」ですから、志村さんの訃報に接した時の喪失感は大きいものでした。

また、この訃報で国民の間にコロナへの恐怖感が一気に高まり、店に予約キャンセルの電話が殺到したのも、去年のこの日でした。

「ドリフ世代」にとっては『全員集合』を越えるお笑い番組は考えられません。

裏番組だった『オレたちひょうきん族』のメインキャスト・ビートたけしさんが、後に『全員集合』を「今見ても面白い」「それは完璧に計算して稽古して作り上げたものだからだ」と高く評価したと聞いて、私は非常に納得しました。たけしさんは自身が出ていた『ひょうきん族』を「芸の笑いとは別のもの」とあまり評価していないとか。

『ひょうきん族』が台頭してきて『全員集合』をしのぐようになってきた頃、私は『ひょうきん族』を覗きに行って面白く思えず、そのたけしさんが浅草芸人出身と聞いて失望したものでしたが、後にこのコメントを知って大いに安心したものでした。

昨今のトーク主流のテレビ番組のあり方については、志村さんはインタビューなどで疑問符を投げかけていたそうで、これも私はまったく同感です。

昨今昭和の笑いについては批判の言葉も聞かれますが、私達にとっては『全員集合』は神聖なものですらあります。

一周忌にあたり志村さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.048本目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 4:00 AM  Comments (0)