二十四節季

さて「春分の日」で、「緊急事態」の最終日でもあります。

思い起こせば「緊急」になったのが年始すぐ=「小寒」の頃でした。

その前に、まったく効きませんでしたが、「勝負の3週間」だと言い出したのは、昨年の11月下旬で「小雪」の頃でした。

この間の二十四節季を全部書くと、

小雪(しょうせつ)(11月22日頃)

大雪(たいせつ)(12月7日頃)

冬至(とうじ)(12月21日頃)

小寒(しょうかん)(1月5日頃)

大寒(だいかん)(1月21日頃)

立春(りっしゅん)(2月4日頃)

雨水(うすい)(2月19日頃)

啓蟄(けいちつ)(3月5日頃)

春分(しゅんぶん)(3月21日頃)

となりまして、なんと、24分の9ですね。

日はだいぶ長くなりました。

明日よりは21時まで営業致します。どうぞ、よろしくお願いいたします。

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日の入り時間

明日は「春分の日」。昼の長さと夜の長さがほぼ等しくなる日で、夕方になるとだいぶ日が長くなってきたなあと感じます。

明日の、日の入り時間は17時53分だそうです。

「ちんや」では閉店時間の2時間30分前に

「本日はN時に閉店します」

と店頭に告知を出しますが、

20時までの時短要請に応じる場合17時30分にその告知を出さないといけません。

ところが日の入り時間は17時53分ですから、告知は、日の入り前に出すことになります。

まだ空は明るいのに「本日の閉店時間は・・・」って、本当に変です。

22日からは「21時まで」に変わると期待します。

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ホッキョクグマホテル

動物をどう扱うか、

について、世界には違う感覚を持つ人々がいて、現代の一つの論争のテーマだと思います。

動物を大切に扱う人は、先進国民、上級国民と言われ

そうしないと後進国民、下級国民と言われます。

が、先進側が後進側を差別して良いということでもありません。

例えば、最近話題なのは中国ハルビン市の「ホッキョクグマホテル」。

ガラス張りのクマの飼育スペースを取り囲むようにホテルの客室やレストランが配置されていて、どの客室からも24時間ホッキョクグマを見ることができるとか。

当然ながら動物愛護団体からの批判を浴びています。

「ゲストはホテルに飽きたら帰宅すればいい。でもホッキョクグマに行き場はない。家族から引き離され、故郷に戻れず、人間のエンターテインメントのために生きなければならないのならあまりにも悲惨だ。」

「常にライトに照らされ、たくさんの窓に囲まれた場所で過ごすなんてストレスに違いない。まずは人間を展示スペースに入れて試してみるべきよ。」

このホテルは勿論ひどいです。が、だからと言って、

これだから中国人は・・・

と民族の問題にもって行くのは、私は違うと思います。何故なら明治時代の浅草でも見世物小屋が大繁盛だったからです。動物だけでは足りず、障害のある人間を見世物にしたこともありました。

当時は浅草の見世物小屋だけでなく、もっと公式な博覧会で人を見世物にしたこともありました。

東京府が1914年に開催した「東京大正博覧会」には「南洋館」という施設が建てられ、「ベンガリ種族」、「マレー種族」、「ジァヴァ人」といった人達が、日常生活の様子を見せたり、舞踊を演じたりしていました。当時これを「人種の展示」と言っていたそうです。場所は上野公園です。

「人種の展示」って私は「リアリティ番組」「リアリティショー」に近いと思います。だからそれを面白がって放送したり視たりしている現代日本人は、中国人や大正の日本人を馬鹿にできないよなあ、というのが私の感覚ですね。

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チーズ天カレー南蛮

なんの気なしに視たテレビの散歩番組で面白いメニューを発見しました。それは、

「チーズ天カレー南蛮」

桜新町の「田中庵」さんという蕎麦屋さんのメニューですが、近隣の美術館の人が、番組内でその店にそういうメニューがあると推薦していたので、地元では知られたメニューのようです。

チーズはカマンベール。揚げてあります。

レポーターさんは、チーズを食べると全体的に甘く感じると評していました。

カレーにチーズは合います。

私は以前から、カレーとすき焼きは合う!と思っておりまして、またヨーグルトとすき焼きは会う!とも思っておりまして、2016年の秋からすき焼きの溶き卵にカレーオイルとヨーグルトを入れています。

また自分で「合う!」と主張するだけでなく、2018年には「味博士」こと鈴木隆一博士に味覚センサーで分析もしてもらいました。

で、その18年の分析で分かったことは、

カレーを入れたすき焼きよりも、ヨーグルトを入れたすき焼きよりも、カレーとヨーグルトの両方を入れたすき焼きが、味覚分析上最強だったのです。(結果はこちら

「田中庵」さんのチーズ天カレー南蛮は同じ理論ですから美味しいはずですね。

チーズを揚げてあるのは蕎麦屋的感覚かと思います。

食べに行かねば。

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募集コメント

「台東区芸術文化支援制度」により、今年も区内を舞台としたアート企画に補助金が出されます。募集を開始するにあたって、私もコメントを求められました。

この制度は区が2008年(平成20年)にスタートさせたもので、私は区の「アートアドバイザー」として制度発足の前からお手伝いさせていただいております。

自治体の補助金制度というと、在住者の地縁で助成先が選ばれてしまいがちですが、この制度では、むしろ、台東区に新鮮な企画を持ち込んで欲しい!という発想で、他の「アートアドバイザー」の皆さんと共に、斬新な企画を選んできたつもりす。

また、こうした制度が10年以上、ほぼ同じポリシーで運営されてきたこと自体もまれなことと思います。

コロナ禍で人が接触する企画は採用が採択難しい状況ですが、ここはひとつ、それを逆手に取ったようなものを期待したいと思います。

応募していただく企画には「軽い驚き」を期待しています。台東区在住者がその企画を知った時、へえ、自分の良く知っている土地はそういうふうにも見えるのか!と新鮮に感じるような企画が出たら嬉しいです。特に今年はコロナ禍で土地の見え方も変わりました。わざわいを、新しい発想を導く機会にしていただければと思います。期待しています。

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V6

桜が最速で咲いているようです。

広島は11日に広島の観測史上最速で。

福岡12日に、やはり最速で。さらに

東京は14日に、やはり最速で。

花見は出来ないと言うのにねえ。

さて桜と何も関係ないですが、「V6」「すき焼き」と検索して見ましたら、なんと、

すき焼き風ローストビーフが出てきました。

ただし「ちんや」のすき焼き風ローストビーフ「浅草ロースト」と味は違うようです。

V6のイノッチがこのすき焼き風ローストビーフを食べたのは、私は見逃しましたが、昨年11月に日本テレビで放送された『沸騰ワード』の中だったようです。

「伝説の家政婦」ことタサン志麻さんが作って、イノッチと女優の阿部純子さん、元宝塚の映美くららさんが食べたそうな。

で、その作り方ですが、

①牛モモのブロック肉に切れ目を入れて切り目を入れたところに

薄切りにしたニンニクを挟み込んでいきます。

②塩胡椒してフライパンで強火で表面だけ焼き目をつけて行きます。

③お肉を焼いたフライパンで白菜、人参、椎茸、ネギをざく切りしたものを軽く炒めます。

④野菜の上に先程焼いたお肉を戻し入れてお醤油を野菜にふりかけていきます。

野菜が食生になりお肉が焦げずにしかも野菜の水分で柔らかく蒸しあがるとのことです。

*お肉を薄切りにして、野菜を入れたお皿の上にお肉を飾って完成です。

「ちんや」のすき焼き風ローストビーフ「浅草ロースト」は、すき焼きの割り下に漬けてから加熱しますので、味は違うようですが、これも美味しそうですね。

「V6」の皆さん、25年にわたる芸能活動、誠にお疲れ様でした。

追伸

「浅草ロースト」が文藝春秋さんの公式通販「文春マルシェ」で通販できるようになりました。どうぞ、ご利用下さいませ。

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二重マスク一週間

3月8日から二重マスクをやっています。今日で一週間。

今回を「最後の緊急事態」にするために何か出来ることがあれば何でもやってみよう!という話しです。

マスクを手に入れたのは、浅草2丁目の「ふじ屋」さん。オリジナル柄を染めた、手ぬぐいの専門店ですね。

柄は色々あって気にいったものを選べたので良かったのですが、意外だったのは、

構造が結構、しっかりしていたこと。

単なる布マスクではありませんでした。

完璧な感染抑止効果はありませんという前提で売られていますが、それは御謙遜で、三重になっていて、しっかりしています。

そこが三重で、その下に不織布マスクもするわけですから、結局、四重・・・

電車に乗る時や、時間のかかるミーティングなど場面をしぼって使い分けることにしました。

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ぬけ道探し

緊急事態解除まで、あと1週間ですが、

「ぬけ道探し」に走ってしまっている人が多いように思います。

金曜・土曜の夕方にデパ地下に行ってみれば分かります。大量の惣菜やワインを買っている方々がおいでですね。「家飲み」の準備中なのでしょう。

夜8時以降に飲食店に行くのは×だから、それに代わることをしてやろう!

ということだと思います。「ぬけ道探し」ですよね。

コンビニの近所で「外飲み」している若者もいます。

居酒屋で飲んでいて8時を過ぎてしまったので場所を変えたのでしょう。

今は寒いから「外飲み」しているのは若者ばかりですが、陽気が良くなれば年長者も、きっと外飲みするでしょう。

「家飲み」も「外飲み」も油断していますから、飲食店より感染してしまいそうな気がします。

「ぬけ道探し」は止めましょう。

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貴重品

ついに、そこまで増えたか、といいニュースが入ってきました。

牛肉のA5がそこまで増えたか、という件です。

「日本食肉格付協会」が朝日新聞の取材に答えたところでは、

牛肉の格付けで最高級のA5等級が昨年、全体の2割を占め、15等級の中で初めて最多となったことがわかったそうです。

1980年代にはA5評価の肉は全体の10%未満でしたが、

今世紀に入って増えて行き、2020年には牛さん約89万頭のうちA5が約20万頭。22%を占めて、全等級で初めて首位になったとか。

今は皆ゲノムが分かった上で生産していますからねえ。

2位はB2が18%(約16万頭)。3位は「ちんや」が使うA4で17%(約15万頭)。

「ちんや」は2017年に「適サシ肉宣言」をして以来、4等級しか使っていませんが、ウチが使う方が、世間で希少と言われている方より希少なようです(トホホ)

A5が増えた一因は輸出です。海外では格付けの高い和牛へのニーズが高いそうな。

まあ、海外は今の所、日本の有名なものが欲しい、日本の高級なものが欲しいという趣向なのでしょう。いずれ変わるだろうと私は見ています。

もちろん、食べ手の人が自分の好きな肉を食べれば良いわけですから、この件には正誤はありません。

ただA5を「いちばん貴重」と宣伝した場合、それは今後「不正確」と言われるということだけが事実となりました。ご承知おき下さいませ。

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家飲みホワイトデー

ホワイトデーの買い物をすべくデパートに行きましたら、

結構、混んでました、デパ地下が。

これは所謂「家飲み需要」でしょうね。外食はするなと言われていますから、代わりに家で何か美味しいものを食べたい!ということだと思います。

最近では飲食店でもテイクアウトできる商品を用意していることが多いです。

弊店でも「浅草ロースト」(すき焼き風ローストビーフ)を開発して売っております。通販もしています。

が、デパートの方が結局便利だから、そちらに行く方が多いのだと思います。

「緊急事態」は今度で最後にしたいものです。

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