2020年10月13日
割り下②
今月6日の弊ブログの続き=「ちんや」の割り下の話しです。
割り下は作ってすぐ使わず、3日ほど経ってから使います。
鰻屋さんのタレや、泡盛の「仕次ぎ」のようなことは行っておらず、静置するだけですから、化学的変化は起こっていないと思いますが、それでも割り下の「角」が取れてから使いたいので、置いておきます。
これは焼酎やウイスキーの「前割り」と同じことだと思います。
「前割り」ではバラバラに存在している水とアルコールの分子が馴染む(クラスターに成る)ことで、アルコールの刺激が抑えられますが、
割り下にも刺激の強い味が入っていますので、馴染ませた方が良いという話しです。
焼酎の「前割り」でも、割って3~7日後に飲むことが推奨されているようで、熊本や鹿児島の焼酎好きの家では、来客予定の三日前に「前割り」をして、ゲストが見えたらそれを飲むとか。良い作戦ですね。
ご説明まで。
追伸
「和牛」のお二人とdancyu植野編集長のテレビ番組に出演させていただきます。
『和牛の町×ごはん』BS日テレ 本日10月13日(火曜)21時~
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.881目の投稿でした。引き続きご愛読を。
Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM Comments (0)