丸ごとチン

いつから日本人は弁当を丸ごとチンするようになったのでしょう。
Wikipediaで「電子レンジ」をひきましたら、
東京芝浦電気(現「東芝」)が国産初の電子レンジを開発したのは1959年(昭和34年)のこと。
今では90%以上の家庭に普及していますが、最初は消費者からすんなりと受け入れられたわけではなかったようです。
もう少しWikipediaを読んでいきますと、「2000年代以降の状況」という項目に、
「2000年代の日本では(中略)電子レンジで温めればそのまま食べられる食品も数多く店頭に並ぶようになった。コンビニエンスストアを中心に、風味もよく簡便な冷凍食品や、出来上がった弁当や惣菜などが複数種類取り揃えられるようになり・・・」とあります。
そう、そう、やはり、「丸ごとチン」にはコンビニの影響が大きいと私も思っていました。やり始めたのは「ここ15年くらいかな」という記憶もだいだい合っていました。
しかしですよ、弁当は古来、冷たいものですよね。
・・・そう思ったのは「第32回全国日本料理コンクール」に浅草「やっこ」の調理師の方が鰻チラシ弁当を出品しているのを見つけた時です。
チラシ弁当は流石にチンしないよね。冷たい方が自然だよね・・・と思いました。
皆さんも、弁当をチンせず食べてみませんか?

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)