ポテサラのリンゴはアリかナシか?
ネットで「ポテサラのリンゴはアリかナシか?」
という記事を発見しました。
この論争のきっかけは、2015年7月にカルビーから期間限定で発売された商品
“サッポロポテトつぶつぶベジタブルポテトサラダ味リンゴ入り”だったそうです。
この商品が生まれた経緯をカルビーに尋ねたところ「この案を応募した京都の小学校の給食のポテサラには、リンゴが入っているそうです」と回答したとか。
この文のライターの澁川祐子さんが調査したところでは、リンゴ入りは洋食店でなく、給食や家庭料理として広まったと思われ、洋食店の代表「資生堂パーラー」さんは「ずっとレシピは変えていませんが、リンゴは昔から入れてないですね」と。
この記事で面白かったのは、
「大好き」という肯定派と「許せない」という否定派で意見が二極化したという点です。
否定派は、
「甘いのとしょっぱいのとで混乱する」(24歳・女性)
「食感」でも意見が割れていて、ホクホクのじゃがいもにシャリシャリのリンゴが混ざっているのを「アクセント」ととる人もいれば、「違和感」ととる人もいるとか。
うーん、勝手なことを言うもんですな。
私が注目したのは、年齢との関係。
「ある頃から、甘味と酸味が共存するのも悪くないかもと思うようになった」(52歳・女性)
「年を重ねて味覚が変化したり、許容範囲が広がったりしておいしく感じるようになった」との声も。
では、すき焼きの溶き卵にヨーグルトはアリかナシか?
追伸1
雑誌「dancyu」2017年8月号の「美味東京」特集に、「ちんや亭」の「適サシ肉」の「ちょい食べ」が採り上げられました。
ありがとうございます。
追伸2
拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
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978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.740日連続更新を達成しました。