2017年8月8日
ギャラリートーク
文学展「浅草文芸と出会う」のギャラリートークに西条昇先生が出ていらしたので、聞いてきました。
お題は「文士たちが愛した浅草芸能」
先生は江戸川大学マスコミ学科准教授で、お笑い評論家、メディア研究家。
ご専門があれこれと広く、エンタメ評論、ジャニーズ研究、テレビ史、お笑い史、演劇史、喜劇映画研究、永井荷風など。世界各国の料理やダンス(民族舞踊)や民族格闘技までも調査中とか。
研究者になる前は経歴は、芸人、放送作家という方なので、豊富な資料を駆使した軽妙な語りには、ぐいぐい引き込まれました。
乱歩が安来節を好きだったとか、谷崎を講談が好きだったとか、知らなかったネタが満載でした。
そう言えば、先生のFBの基本情報欄の「好きな言葉」は、
「わかっちゃいるけどやめられない」
はい、お止めにならないで下さい。
追伸1
雑誌「dancyu」2017年8月号の「美味東京」特集に、「ちんや亭」の「適サシ肉」の「ちょい食べ」が採り上げられました。
ありがとうございます。
追伸2
拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.719日連続更新を達成しました。
Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM Comments (0)