大崎広稲

今年は梅雨が短く、水害がなくて済んだかと思いきや、さにあらず、

今頃になって、宮城県大崎市の名蓋川が決壊し、被害が出たようです。この地区は2015年、19年にも水害に遭っているそうです。

大崎市は古くから「大崎浩蕩」「大崎広稲」と呼ばれ、「米どころ」として知られていますが、逆に言えば、川が氾濫することで土地に新たな栄養分が供給されてきたわけで、水害と裏腹な豊かさであったわけです。

大崎の農業の在り方は、国連食糧農業機関(FAO)による「世界農業遺産」にも認定されていますから、先人の知恵も活かしつつ、今年の災害を乗り換えていただきたいと存じます。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.524本目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 11:00 AM  Comments (0)