ジンギスカン

最近ジンギスカンを食べる機会があったのですが、以前のジンギスカンとは、やり方が変わってきているようです。

羊の臭みを減らして食べやすくするために、タレに羊肉を漬け込んでおき、それを焼くのが普通でしたが、今は生の肉を焼く店が増えているようです。タレはつけダレが用意されていますが、肉の風味を消すようなものではありません。

国産の美味しい羊肉が増え、また日本人の味覚自体も羊肉に慣れてきたからのようです。

ザクも変わってきたようです。

モヤシ、タマネギ、ピーマンが定番でしたが、原木椎茸や蓮根を入れる店もあるようです。

椎茸や蓮根が羊の脂で素揚げのようになったものは、なかなか美味です。

日本橋の合鴨料理の「鳥安」さんでは鴨の脂で野菜を炒める(素揚げするように)のですが、あれを思い出します。

ジンギスカンを伝統的な団体旅行・修学旅行の料理と思い込んでいる方は、一度新しいタイプの食べ方をお試しいただくのが良いと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.512本目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)