世辞愛嬌

取引先の銀行が出している雑誌に、大学同期の噺家・立川談慶君がコラムを連載しています。題して、
「人生、なんとかなる!」
もう49回も続いていますから、ご立派と思うと同時に、銀行の雑誌で「なんとかなる」というのは、実に在り難い銀行だと思う次第ですが、それはさて置きまして、今回の御題は、

「世辞愛嬌を愛でる」
同期君曰く、「落語のあらゆる噺に通底するのが「世辞愛嬌」かもしれません。」
そう、落語に学んで、上手に褒められて、上手に打ち消す作法を学ぼう!というのが今回のテーマです。
例えば、「ウチの子優秀だって言われるんですよ」
と臆面もなく言う人を彼の師匠・談志は大変嫌い、
「世辞に決まってるだろ」と笑いのネタにしていたそうな。
褒められて、真に受けるのは無粋ですし、全面否定も良くはありません。塩梅良くファジーに出来たらステキだという話しです。
勉強になりますねえ。
って、言いますか、笑う所が無いんだけど・・・

追伸
令和の新時代に向け、「ちんや」は「肉のフォーティエイト宣言」を致しました。ご理解・ご愛顧賜りたく、お願い申し上げます。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)