日本をおかわり
アニメにもなって有名な、
『英国一家、日本を食べる』
の新バージョンが出版されました。題して、
『英国一家、日本をおかわり』。
今回もイギリスのフードライター、マイケル・ブースさんが日本を食べ尽くしています。
沖縄のハブ酒や豆腐よう、鮒寿司にも挑戦。お口に合わない日本食もあるようですね。
そして今回は私が面白いと思ったのは、横須賀海軍カレー。海自艦「きりしま」に乗り込んで海軍カレーを食べます。
ブースさんは、日本独自のカレーに対しては手厳しい批判者で、基本的に甘すぎると感じておられるのと、コショウの後味がお嫌いなようです。
日本海軍がカレーを導入したのは、1880年代のこと、イギリス海軍から導入しました。この時代は、まだまだ和風の甘辛味に人々が慣れていた時代ですから、甘く、そしてそれとバランスを取るように辛みも付けたことと思います。
日本には、あれが美味しく、懐かしいですけどねえ。
でも、きちんとメリハリをつけて書くことが、信頼される要因になっているようです。今回も御本は売れているようです。
弊ブログは、その点、甘い、なあ。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.974連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。