2018年4月16日
食肉産業展
第43回食肉産業展
が東京ビッグサイトで開催されましたので、観て来ました。
開催テーマは、
「未来へ進め! にっぽん力(りょく)」
うーん、肉がどう「にっぽん力」につながるのか不明ですが、今日はそれを論じたいわけではありません。観に行った主な目的は、私が推進検討委員とした関わった、
「牛肉のおいしさ総合評価指標開発事業」の展示を、家畜改良技術研究所さんが出していたからです。
この「総合評価指標」は肉の味を客観的に捉えられるもので、従来の格付だけの評価から大幅に進歩しているのですが、せっか創っても普及しないと意味がありません。
そして普及させるには、ユーザーになる方々に理解してもらわないといけません。反応が気になるところです。
で、会場に行きますと、これまでより、なんか、「食肉産業」っぽくない雰囲気です。
加工機械、冷蔵機械、パッケージ関連、衛生関連の出店がぐっと増え、肉そのものが減った感じがします。来客の顔ぶれも、なんか、あんまり肉っぽい感じでないですね。
指標の開発をすすめた皆さんがブースにいらしたので、立ち話ししますと、同じ反応でした。
普及方法は、いろいろ考えた方が良さそうです。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.970連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。
Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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