マリオカート
浅草もよく走っているマリオカート、なんと、任天堂さんの許可を得ていなかったとは驚きました。
報道によりますと、
「任天堂が2月24日、人気レースゲーム「マリオカート」をまねした公道カートをレンタルする会社に、1000万円の損害賠償と行為の差し止めを求めた訴訟を東京地裁に提起しました。訴えられたのは、東京都品川区に本社を置く「マリカー」とその代表取締役です。」
このニュースで、もう一つ、私が「なんと!」と思ったのは商号が「株式会社マリカー」だったことです。社名を登記する時点で商標の件を心配しなかったんでしょうか。
こそこそとやって行くつもりだったのに、SNSで拡散し、メデイアにも出てしまって、その間任天堂さんからクレームが入らないので、調子にのってしまったという感じなのでしょうか。
正直、なんか、胡散臭いなあ、と思ってたんですよね、私は。でも、そういうことを言うと、老舗の石頭と言われかねないので控えていました。
インバウンド客を当てこんでベンチャービジネスが興るのは、基本的には良いことなんでしょうけど、玉石混淆と思わないといけないですね、やっぱり。
追伸①
今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。
追伸②
拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.566日連続更新を達成しました。