民泊解禁条例

弊ブログの10/4号にも書きましたが、民泊解禁条例に、私は反対です。

しかし各地の自治体で導入する動きが目立っています。東京の大田区に続いて杉並区も条例を制定するとかで、嘆かわしいことです。

報道によりますと、

「同区は、区全域のうち住宅地の面積が約85%と高いのが特徴で、元々は観光客やビジネス客が少ない地域だった。」

「一般的な観光客が利用できるホテルや旅館も23区の中では少なく、高円寺や阿佐ヶ谷の駅周辺など、区内に6か所しかない。」

「区の担当者は「住みやすい街・杉並のイメージを維持しつつ、民泊を活用した旅行商品を民間の旅行会社と共同で開発し、外国人観光客に積極的に売り込んでいきたい」としている。」

へえ。

民泊が入って来ても「住みやすい街」であり続けるって可能なんでしょうか。

安全と信じていた自分のマンションに、どやどや他人が入ってくるのに、どうやって「住みやすい」と思えるんでしょう?

それに問題なのは、現存の「区内に6か所しかない」宿です。

民泊は、元々旅館業法を無視してやっている位ですから、その他の規制も無視して、安く泊めると思います。従来の6軒は規制を守って、結果相対的に高くなってしまいます。

真面な業者さんが馬鹿を見る世の中って、どうなんでしょうね。

トホホです。

追伸

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.110連続更新を達成しました。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)