開催しました、第27回「すきや連」

27回「すきや連」を米沢市「吉亭」(よしてい)さんにて開催しました。

全国から60名ちかくのすき焼き関係者が終結して、大盛況でした。

「吉亭」さんのお料理の起源は、米沢織の旦那主が、客人をむかえた時に提供した、もてなしの家庭料理です。自慢の米沢牛を中心に、当時の雰囲気・製法を今日に伝えております。

演題「牛だけじゃない米沢」と題して、店主・吉澤彰浩さま自ら、上杉鷹山公以来の織物産業の歴史や伝統食品についてお話し下さるのを伺った後で、お料理を堪能させていただきました。

登録有形文化財の店舗や日本庭園も、かつて栄華を誇った織物産業の名残りを感じさせるものでした。

また例会前の午後、米沢市内の醤油蔵と酒蔵を見学に参りました。醤油は「平山孫兵衛商店」さん→酒は銘酒「東光」の小嶋総本店さん。こちらのツアーも「牛だけじゃない米沢」を体験する絶好の機でした。

皆さん、ご参加在り難うございました。

<以下↓は当日参加者の方が書いてくれた寄せ書きです。ご覧ください。>

・暴れ梅雨すき焼きパワーでおさめたり(向笠千恵子)

・米沢の深く長い歴史!存続されている文化!素晴らしい!(加藤英子)

・米沢の歴史と美味しい牛肉 楽しい時間ありがとうございました。(加藤真生)

・米沢牛を堪能しました。最後のうどん→Good(九鬼紋七)  

・ごちそうさま(角谷利夫)

・米沢織と米沢牛の歴史はつながっているんですね。(相澤二郎)

・初参加 嬉しい楽しい感謝のみ(松田多美)

・梅雨空の牛に似た雲おいしそう(志田英子)

・走り梅雨米沢の地に牛(有志)走る(佐藤洋詩恵)

・米沢の自然の味を堪能し(斉藤弥助)

・上杉の末裔光る雪の峰(谷脇萬明)

・お肉を畳んで炊くと中がレアなんて、こんな炊き方があるんだとびっくり。勉強になります。お料理も(特に鮎)丁寧に作ってあって遠かったけど来て本当に良かったです。(赤塚直子)

・米沢牛だけではない!米沢魅力いっぱい素敵です。吉亭さん、ありがとうございます。(荒井順子)

・一日かけて山形の魅力を感じました。吉亭さんありがとうございます。(荒井亮一)

<寄せ書きは、まだまだありますので、残りは明日の弊ブログで>

追伸1

雑誌「dancyu」2017年8月号の「美味東京」特集に、「ちんや亭」の「適サシ肉」の「ちょい食べ」が採り上げられました。ありがとうございます。

<「適サシ肉宣言」関連の、これまでのメデイア掲載は以下↓の通りでした>

「文春オンライン」2月8日より掲載中

日本テレビ「スッキリ!!」2月9日放送済み

TBSテレビ「白熱ライブビビット」2月10日放送済み

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2月10日16時50分放送済み

東京新聞(特報面)2月12日掲載済み

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」2月12日10時放送済み

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2月15日15時44分放送済み

「肉メディア.com」(インターネット)2月15日掲載済み、文:松浦達也様

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」2月16日7時35分放送済み

産経新聞(生活面)2月21日掲載済み

日刊ゲンダイ2月24日掲載済み

「おとなの週末」(雑誌、講談社)2017年3月号掲載済み

FMえどがわ(84.3MHz)3月2日放送済み

読売テレビ「そこまで言って委員会」3月12日放送済み

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」3月25日朝6時放送済み

TBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」3月31日19時56分放送済み

「ワインホワット!?」(ワイン専門誌)2017年5月号掲載済み

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4月13日20時15分放送

ブーストマガジン(インターネット)5月12日(前編)、19日(後編)掲載中

テレビ東京「和風総本家」5月18日放送済み

「婦人画報」(雑誌)2017年7月号「世界が恋するWASHOKU」特集

「健康保険」(健康保険組合連合会発行)2017年6月号、文:山本謙治様

「dancyu」2017年8月号、「美味東京」特集

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.710日連続更新を達成しました。

第27回

「すきや連」の次回(=第27回)例会を米沢市「吉亭」(よしてい)さんにて開催することになりました。

既に満員御礼の盛況ぶりです。在り難いです。

「吉亭」さんのお料理の起源は、米沢織の旦那主が、客人をむかえた時に提供した、もてなしの家庭料理です。自慢の米沢牛を中心に、当時の雰囲気・製法を今日に伝えております。

演題「牛だけじゃない米沢」と題して、店主・吉澤彰浩さま自ら、上杉鷹山公以来の織物産業の歴史や伝統食品についてお話し下さるのを伺った後で、お料理をご堪能いただきたこうと思います。登録有形文化財の店舗や日本庭園も、かつて栄華を誇った織物産業の名残りを感じさせるものです。合わせてお楽しみいただけるものと思っています。

また例会前の午後、米沢市内の醤油蔵「平山孫兵衛商店」さん、酒蔵「東光」さん(小嶋総本店さん)を見学に参ります。こちらのツアーも「牛だけじゃない米沢」を体験する絶好の機会です。

ときに、余り知られていないように思いますが、実は山形県は老舗企業率が全国2位です(帝国データバンク、2014年)

100年超えの老舗企業「数」は東京→愛知→大阪→京都の順で、山形は16位なのですが、「率」となると、

1位:京都4.00%→ 2位:山形3.91%→ 3位:島根3.72%→ 4位:新潟3.69%→ 5位:滋賀3.33%となるのだそうです。ここに太平洋側が1県も入っていないのが面白いですね。

最近県庁さんが農産物ばかりを売り込もうとするので、山形=農業県のイメージになってきましたが、実は先進県だったことを忘れたくないものです。

今回のツアーの2社も、まさにそうした会社さんです。

私自身も今から大変楽しみです。

 

追伸1

6/1発売の「婦人画報」7月号(創刊記念号)に載せていただきました。ありがとうございます。

今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、

「世界が恋するWASHOKU」。

旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.692日連続更新を達成しました。

 

 

Filed under: すきや連,すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

ハマの牛鍋どころ

横浜の、老舗牛鍋店「荒井屋」さんの本店は、店舗新築のため、しばらく休業しておいででしたが、このたび芽出たく落成。弊店も「荒井屋」さんも加入している「国際観光日本レストラン協会」でお祝いの会をすることになりました。

「荒井屋」さんは明治28年のご創業。

関東大震災、1945529日の横浜大空襲に遭った後、これまでの店舗が、三代目・荒井精一氏によって建てられました。

私は、その御店の風情がかなり好きだったので、取り壊し・新築と聞いて、少し悲しかったのですが、新しい御店も、かなりステキです。木材をふんだんに使っていて、風格があります。

牛鍋ももちろん、結構でした。

皆様も、どうぞお出かけ下さいまし。

横浜市中区曙町2-17です。

なおですね、横浜のすき焼き屋さん達は、ある時から「すき焼き」という名前を廃止して、「牛鍋」という言い方に統一なさいました。横浜開港時代に回帰し、歴史の旧さをPRするためです。「荒井屋」さんも「牛鍋」と言っておられますが、関東式すき焼きと大きく異なるわけではありません。そのおつもりでお出かけ下さい。

追伸1

6/1発売の「婦人画報」7月号(創刊記念号)に載せていただきました。ありがとうございます。

今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、

「世界が恋するWASHOKU」。

旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.684日連続更新を達成しました。

 

 

 

開催しました、第26回「すきや連」②

第26回「すきや連」を福井市「開花亭」さんにて開催しました。

当日参加者の方が書いてくれた寄せ書きを昨日から紹介しておりまして、今日は二回目です。ご覧ください。

 

・アリガトウ(須田菁華)

・福井、美味しい。(中道一成、幸子)

・福井「開花亭」、目の前の桜が咲いたらきれいでしょうね。(米増昭尚)

・福井、なにかおちつきます。昆布すき焼き楽しみです。(藤井紀美江)

・開花亭 世界のつち音知る予感(谷脇萬明)

・文化のすき焼き(鈴木直登)

・いつもありがとうございます。(高村光一)

・福井若狭の食の豊かさ、昆布の底力、肉の極みを寿き焼できめる。幸せなり。(角谷利夫)

・福井県、隠れ食の宝庫かな。日本国家の自給自足の発信基地に。(三嶌太郎)

・開花亭、文化発信、食発信、ただただ尊敬します。(近澤秀安)

・開発社長のお話し、案内、これぞ街づくりのお手本と感服しました。もちろんすき焼きもうまかった!(福谷正男)

・すきや連の皆さま、食の都・福井へようこそ。福井の食をお楽しみ下さい。(杉谷安子)

・福井にて美味しいすき焼き、有り難う御座います。(島崎進)

・すき焼きを通じて出会いがひろがって輪になっていく。福井最高でした。昆布すき焼き最高でした。(荒井一樹)

・すきに焼くからすき焼きなんですって。なんて素敵なんでしょう。貴いご縁を頂き感謝しています。(泉志穂)

・奥ゆかしく、奥深い福井の食をごちそうさまです。すきや連ならではの美味なる宴に感謝!(青山香菜)

・北陸の都に驚きました!さすが「御食国」と納得しました。また是非訪ねさせていただきます。海のものも、お野菜も、お肉も、やさしく華があり、素晴らしかったです。お酒も!(星野見左子)

・①さっぱりしたお肉でいくらでも食べられそう。②建築物にビックリ。素晴らしいです。③社長の敏腕ぶりに感服です。このご縁を大切にいろいろ教えて下さい。よろしくお願い申し上げます。(赤塚直子)

・昆布の奥深さ、山海の珍味、開発社長の情熱を感じる、素晴らしい会でした。(藤森朗)

・福井にお越しいただき、ありがとうございます。福井の恵みを存分に味わっていただければ幸いです。(姉崎裕美子)

・初めての福井にて、海の幸、山の幸、若狭牛、美味しく頂戴しております。(柴田伸太郎)

・福井の新しい街作り、これからの浅草の参考になりました。(相澤二郎)

・福井にお越しいただき、ありがとうございます。すきや連でのまたの出会いと、福井へのまたのお越しを楽しみにしております。(岡照晃)

・福井へお越しいただき、ありがとうございます。福井の寿喜焼を皆様とご一緒させていただき光栄です。(友廣みどり)

<以上>

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

 

追伸②

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.571日連続更新を達成しました。

開催しました、第26回「すきや連」

ツイッターに「#時代は適サシ肉」というハッシュタグが出来たようです。

知りませんでした(笑い)

さて、ときに、

26回「すきや連」を福井市「開花亭」さんにて開催しました。

以下↓は当日参加者の方が書いてくれた寄せ書きです。ご覧ください。

・越前若狭の幸を集めてすき焼き会(向笠千恵子)

・今日は福井にお越しいただきありがとうございます。これからも福井をよろしくお願い致します。(開発毅)

・福井の幸、日本酒そしてすき焼き楽しませていただきました。ありがとうございました。(藤本有吾)

・開発さま、奥井さま、とても心のこもったおもてなしに感謝致します。(森嶋利成)

・福井に皆さんお越し下さいましてありがとうございます。また是非いろいろ食べに福井へお越し下さい。(朝井啓子)

・開発パワーを実感しました!昆布出汁、日本の誇りですね。ごちそう様です。(森大亮)

・情熱の炎は燃えているか?!開発サン、新渡戸、日下部、スゴい!武士道!(伊豆川嘉規)

・3月3日桃の節句福井県で食べるすき焼き乙なもの。

(田仲寿夫)

・昆布パワーに感動です。越前ガニが食べたかった・・・

(清水祐子)

・福井にお越しいただきありがとうございます。皆様のお店などを取材させていただく際は是非ご快諾をお願いいたします。

(田中弘美)

・福井の牛肉を堪能して、椀物美味しくいただきました。

(高岡修一)

・まず座付椀、すばらしい。ものすごく美味です。本日伺わせていただき深謝です。一皿目で大感激です。次々楽しみです。(星南子)

・冬の福井で若狭牛のすき焼きを食して至福時間に感謝(西居基晴)

・「まちづくり苦労も楽し花咲かす」 開発さん、すき焼き楽しみにしております。(荒井順子)

・福井にて開発社長からお店について、浜町について伺い、最後はすき焼きに舌鼓。多くの刺激を受けた一日でした。開発社長ありがとうございます。(荒井亮一)

・今日は楽しい機会を福井で作って頂きありがとうございます。福井の食文化を楽しんでいって下さい。(畑中容子)

・福井の名物恐竜と楽しむすき焼き太古を感じる(高岡慎一郎)

・憧れの開花亭様、敵刺さないで適サシを、福井の美味で一鍋一夜(高岡哲郎)

・初めて参加させていただきます。未だ見ぬ美味に出会える幸せを堪能させていただきます。心より感謝。(天野準一)

・選りすぐりの福井の技、味を楽しんで頂ければ幸いです。(笠島亘弘)                  

・開発社長のバイタリティー、そして料理の味は繊細と力強さが。(加藤政義)      

・一度は伺いたいと思っていた福井、そこで出逢った谷田部葱、山内かぶら、河内赤かぶら、勝山水菜、福井の食文化を楽しみます。(大竹道茂)

・すき焼きはただ楽しむのみ。福井梅香りの風の中(植村光一郎)

<寄せ書きは、まだまだありますので、残りは明日の弊ブログで>

 

 

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.570日連続更新を達成しました。

 

 

 

 

節句

桃の節句の日に第26回「すきや連」を福井市にて開催しました。

今回「すきや連」としては初めて日本海側にお邪魔しましたが、60人以上のすき焼き店主、すき焼き関係者が終結して大盛況でした。勿論蟹などには目もくれず、すき焼きを堪能させていただきました。

開催店「開花亭」の開発毅さん、スタッフの皆さん、

卓話講師の「奥井海生堂」奥井隆さん、

二次会場「日々」の、もも子さん、芸者衆、スタッフの皆さん、

福井の皆さん、

参加して下さった皆さん、

ありがとうございました。

 

時に話しは逸れますが、携帯メールを送ろうとして「せっく」と入力したら、

セックス

セックスレス

セックスマシンガン

と変換されました。

持て余してるんだねえ、プログラマーさん。

 

あ、そうそう、昨日の正解を忘れてました。

肉の格付けには、日本食肉格付協会による格付けと「ビーフ・マーブリング・スタンダード」(BMS)があるが、

日本食肉格付協会による格付の5等級はBMSの(8)から(12)までに相当する。

日本食肉格付協会による格付の4等級はBMSの(5)から(7)までに相当する。

 

脂肪は(量)だけでなく(質)も重要である。

 

脂肪の質に関係するのは、脂肪の(融)点である。

 

脂肪は3つの(脂肪酸)と1つの(グリセロール)が結合して出来ている。

 

メス牛の脂にはオスより(不飽和)脂肪酸が多い。

オス牛の脂にはメスより(飽和)脂肪酸が多い。

 

肥育期間が長い牛の脂には(不飽和)脂肪酸が多い。

肥育期間が短い牛の脂には(飽和)脂肪酸が多い。

 

代表的な不飽和脂肪酸は(オレイン)酸である。その融点は(16.3)℃。

代表的な飽和脂肪酸は (ステアリン)酸である。その融点は(69.9)℃。

 

(飽和)脂肪酸を食べると胃腸がモタレる。

 

すき焼き用の肉に、ある程度サシがあった方が良い理由は、

・割り下の味を(マイルド)にする。

・肉が急に(縮)むのを防ぐ。

・肉を加熱した場合に赤身とサシの境界面から(和牛香)が揮発する。

 

最近の研究では、脂肪を熟成させると(グリセロール)が出来ると言われ始めている。

脂と関係ないですが

肉と(シラタキ)を近づけて煮てはいけない、という説は全くの誤りで、最近の研究で否定された。

 

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.569日連続更新を達成しました。

 

Filed under: すきや連,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

住吉史彦の十大ニュース2016

お待たせしました!

今年も「住吉史彦の十大ニュース」の時間がやってまいりました。

え? 誰も待っていないって?

そういう声は無視して、どんどん行きましょう。

今日はポイントだけを書きますので、詳しい内容を知りたい方は、アンダーラインのある所をクリックして下さいね。さて、

2月 国際観光日本レストラン協会に青年部が設立され、不肖・私が初代代表世話人に就任致しました。

代表世話人として、4月に国際観光日本レストラン協会「第一回 青年後継者の集い」を新橋「今朝」さんで開催。9月には第二回を鎌倉「御代川」さんで開催しました。

2月 拙著が刊行されました。タイトルは『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』。225日に㈱晶文社さんより発売されました。浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

これにともない、刊行前日にメデイア向け・書店向けの披露会を開催。6月には、私の知人を中心に「住吉史彦の対談本『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』刊行記念「すき焼きを食い、カクテルを飲み、著者・関係者と語る会」を開催しました。

3月 第23回「すきや連」を開催しました。会場は松阪市「牛銀本店」さん。今回も全国のすき焼き関係者が集結して大盛況。特産松阪牛の味と、昭和初期建築という御店の風情を堪能させていただきました。

7月 第24回「すきや連」を開催しました。会場は八王子市の「坂福」さん。今回は八王子花街の芸者衆にご出演いただき、賑やかに開催しました。

8月 「ちんや」リクルート用のサイトを開設しました。テーマは「すき焼きを売ることは思い出を売ること」。

10月 すき焼き文化を象徴する古書『安愚楽鍋』(あぐらなべ)を購入しました。

10月 「ちんや」に革命的に新しい溶き卵2種が登場しました。

10月 「ちんや」精肉売店で「一生もの」の道具を売り始めました。

10月~12月 「全社員一対一肉の話し面談」を実施しました。「ちんや」の肉は何故美味いのか?パートさんに至るまで弊社員全員と私が一人ずつ面談して、ナットク行くまで説明しました。

11月 第25回「すきや連」を熊本「加茂川」さんで開催しました。益城・熊本城などの被災地を訪問。県庁も訪問して副知事さんに義援金をお贈りしました。

 

いやあ、今年も忙しかったです。

これにて2016年の弊ブログも千秋楽となりました。また、これにて2.499日連続更新を達成しました。

まずは御礼だけを申し上げます。読者の皆様、ご愛読いただき誠にありがとうございました。

2017年もご愛顧を賜りたく、心よりお願い申し上げます。

東西、東〜西〜

 

追伸

年末年始の営業案内です。

年末=12月31日まで休まず営業致します。

年始=1月1日のみ休業し、2日から9日まで休まず営業致します。

どうぞ御利用下さい。

 

 

開花亭

次回「すきや連」の準備の為、福井市の「開花亭」さんを訪ねました。

今回11/1の「すきや連」は熊本で開催しましたが、熊本と次回の福井とは姉妹都市だそうで、御縁を感じますね。

さて、「開花亭」さんは明治23年ご創業の老舗料亭さんです。

現在の建物は昭和23年に建設され、平成19年に国の「登録無形文化財」に指定されました。平成22年(2010年)にはAPECエネルギー大臣会合の晩餐会場として利用されたそうな。福井の迎賓館とも言っても良いでしょう。足羽川の河畔に在って、眺めもまた結構です。

すぐ横には、2020オリンピックと浅草文化観光センターで有名な隈研吾さん設計の超現代的割烹「sou-an」もありますが、われわれの興味は勿論古い方です。

福井は、1945年(昭和20年)719日地方都市への爆撃としては富山市・沼津市と並んで全国的にも大規模な空襲を受けました。「福井大空襲」と言われます。

この「開花亭」さんの建物は、その後の昭和23年の建設と言いますから、そんなに古くない気がしてしまいますが、この頃までは腕の良い職人さんが大勢いたのだと聞きます。

浅草の今使われている神輿も、戦後昭和20年代の再建です。

伝統技術が失われたのは、むしろ、その後の日本の成長期だったというのが実態で、かなり悲しい話しです。

ともあれ、この素晴らしい御店で「すきや連」を開催するのが楽しみです。

追伸①

CSフジテレビONEの

『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は11/26(土) 15:50~16:20です。

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

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2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.459連続更新を達成しました。

 

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西南戦争

「すきや連」で熊本に行った際、市内の書店で熊本商工会議所が作成した、

「熊本観光文化検定 公式テキストブック」を購入しました。

最近各地の自治体が、こうした検定テキストを作っていて、帰りの機中の暇つぶしに最適です。

めくってみますると、西南戦争に関するページが多いことに気づきます。

そうでした!西南戦争はほとんど熊本県内で戦われたのでした。

念のため確認しますと、西南戦争は1877年(明治10年)に、薩摩の西郷隆盛を盟主にして起こった士族の反乱です。で、西郷が鹿児島を出てから最初に新政府側と激突した地が熊本でした。新政府側は、加藤清正が建てた熊本城にたてこもり、西郷軍がそれを包囲して、激戦が行われました。

やがて新政府側は熊本城を救出するべく、北方から乃木希典らが進軍して来ますが、それを迎え撃つ西郷軍と激戦が行われたのは、熊本城から北へ数キロ行った所でした。西郷が清正の名城を相手に苦戦している間に、新政府側がすばやく熊本県まで南下してきたのです。

戦いが最も激しく、双方が撃った銃弾が空中で衝突して「かちあい弾」が出来たという田原坂(たばるざか)も現在は熊本市に入っています。

結局西郷軍は熊本城を落とすことが出来ず、次第に劣勢となって鹿児島へ向け撤退して行きますが、その間にも人吉など熊本県内で激しい戦いがありました。

西郷は東京まで進軍する積りだったのですが、熊本に引っかかってしまった、という感じでしょう。熊本の人たちから見たら、こんな迷惑な話しはありませんが、熊本の士族の中には西郷軍に協力した者も大勢いたと言いますから、不思議なことです。

さてさて、この戦いに際して、新政府側は、皇族の有栖川宮熾仁親王を「鹿児島県逆徒征討総督」に任命しました。

そして、その熾仁親王の賄い方として熊本へやって来たのが、今回「すきや連」を開催した店「加茂川」さんの創業者でした。熊本なのに「加茂川」なのは、創業者が京都から来たからなのです。

料理内容は、当時ブームだった牛鍋。

それが今日まで伝えらえていると言いますから、すき焼きの歴史は全く面白いです。

震災から半年、熊本を訪ねましたら、お城は傷だらけ、倒壊した民家がまだたくさん残っていて大変な状況でしたが、そん中でも「加茂川」さんが元気に営業しておいでなことに、逆にパワーをいただきました。

今回は本当に在り難うございました。

 

追伸①

CSフジテレビONEの

『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、11/20(日) 10:00~10:30、

11/26() 15:5016:20です。

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

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2016年2月25日発売

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.451連続更新を達成しました。

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開催しました、第25回すきや連

第25回「すきや連」を熊本市「加茂川」さんで開催しました。

全国からすき焼き関係者が、被災地・熊本に集結です。

「加茂川」さんは明治14年のご創業。九州の地ですき焼き専門店の暖簾を守っておいでです。

今回は熊本特産の「あか牛」のすき焼きと、やはり熊本特産の地鶏「天草大王」のすき焼き、さらに馬刺を食べました。「すきや連」で馬肉と鶏も食べるのは初めてですね。

また夜の例会の前に午後「被災地・西原、益城、熊本城の今をみるツアー」を実施いたしました。

空港から地震の被害が大きかった地域を巡り、ツアーの途中で県庁を訪問して、田嶋徹副知事に義援金をお渡しいたしました。

益城の断層の近くには倒壊した家がまだたくさん残っており、熊本城の状況は本当に心が痛むものでした。今後も「すきや連」は熊本を応援していきたいと思います。

<以下は参加者の方に書いてもらった寄せ書きです>

・ラブ語る肥後もっこすや秋澄みて(向笠千恵子)

・雨にも負けず風にも負けず震災にもですね(米増昭尚)

・新生熊本を心より祈ります(折笠廣司)

・農業は「愛と歴史と天候気候」(三善浩二)

・熊本特産の「あか牛」「天草大王」のすき焼き、馬刺、米焼酎と共に美味しくいただきました。熊本・加茂川さん、頑張って下さい(藤井紀美江)

・熊本の被災を現実に確認させていただき、皆さんの辛いお気持ちが実感できました。大変なことだと思います。何もできませんが応援したいと思います。そんな中で、美味しいあか牛と天草大王を頂戴させていただきました。美味しかったです。すき焼きに焼酎良くあいました。ありがとうございました。普段の小さな幸せを大事にしないといけないですね(羽鳥裕子)

・すきや連のお蔭で日本国内知らない所に来ることが出来てます。ありがとうございます。牛馬鳥いっぺんに食べさせていただいたのは生まれて初めてです。ありがとうございました(星南子)

・牛馬鳥 肉のハットトリック美味しかった!(高岡修一)

・3種食べれたのは初めてだったし、あかうしの勉強もさせてもらったし、今半本店・相澤さん、月の井酒造・坂本さんと同じテーブルで楽しくお話しさせて頂けた、これが又とても幸せでした。料理だけでなく、おしゃべり・楽しい空気は大切だなあと実感しました。(赤塚直子)

・牛馬鳥全て美味しかったです(福本吉宗)

・被災地のご苦労を知り、熊本城の惨状を見てからの馬肉、赤毛和牛、天草大王地鶏をいただくと熊本の底力を感じました。頑張って下さい(藤森朗)

・すき焼きで復興!頑張ろう熊本!!(西居基晴)

・がんばれ熊本!あか牛馬刺、大王鶏、本当に美味しくいただきました(相澤二郎)

・熊本の大地の恵みを美味しくいただき、豊かな気持ちになりました(石川大介)

・今日は、あか牛、馬、鶏も出るんだって。熊本すき焼き楽しんで帰ります(清水祐子)

・熊本の再興を早く実現できますように(山口潔憲)

・熊本の復興に向けて県民一丸となり頑張ります。全国よりのご支援ありがとうございます(杉本光士郎)

・皆さまからの励ましをお言葉大変勇気づけられました。ありがとうございます(藤本健) 

・震災に負けない九州のパワーを、逆にいただきました(森大亮)

・地元福井と姉妹都市の熊本、次の「すきや連」例会をお引き受けする御縁を感じます。熊本の皆さん、頑張って下さい(開発毅)

・熊本の一日も早い復興をお祈りしております。その為にも美味しく熊本の食材を食して行きたいと思います(柴田伸太郎)

・災害があっても熊本の人は元気いっぱい!やっぱりすき焼きのパワーはすごいですね。頑張れ熊本!!(高岡慎一郎)

・牛に馬に鶏の三重奏、食べごたえがあります(加藤政義)

・復興の熱き思いをあか牛に見た。すき焼きの香りがたつ熊本の宴(植村光一郎)

・褐毛和牛と天草大王を食べて熊本復興へ(近田康二)

・群馬県下仁田から熊本まで30年ぶりにやって来ました。加茂川様のすき焼き素晴らしいです(島崎進)

・初めて参加させていただきました。赤うし堪能させていただきました。貴重な体験ありがとうございました(荒井一樹)

・加茂川さんのすき焼きを食し、元気をいただきました!一日も早い復興をお祈りいたします(荒井亮一)

・初めて参加させていただきました。加茂川さんで赤牛、天草大王、馬刺と最高のぜいたくを楽しみました。ありがとうございました(藤本有吾)

<以上>

追伸①

CSフジテレビONEの

『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、11/20(日) 10:00~10:30です。

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.450連続更新を達成しました。

Filed under: すきや連,すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)