年次総会

一般社団法人「100年経営研究機構」さんの年次総会があり、ゲストとして出て欲しいということでしたので、出席致しました。

料理屋の総会は、とにかく早く食事をしたいので、議事はすっ飛ばすことが多いですが、こちらは流石に真面目な活動報告がありました。

1100年経営とソーシャルビジネス

2100年経営と次代が求める資本主義の在り方

3100年経営と近江商人(「近江商人のルーツを探る」をツアー)

4100年経営と中国

5100年経営アカデミー

20175月、ハリウッド大学院大学様との業務提携のもと、100年経営を体系的に学べる場として世界初の試みである、「100年経営アカデミー」が開講いたしました。前期は「100年経営概論」と称し、100年経営に必要なマーケティングやリスクマネジメントなど全15回の講義を行い、15名の受講生が履修いたしました。

私が関わりましたのは「5100年経営アカデミー」で、講演内容は、こちらに掲載してございます。

久しぶりに当時の受講生さんとも懇談できて、楽しく勉強になるひと時でした。

ありがとうございました。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.762日連続更新を達成しました。

すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

Filed under: 憧れの明治時代,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

すきやきふりかけハンバーグ

最近まったく、すき焼きより「すき焼き風」が流行っているなあ、と思います。

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」に出していただいたのは413日でしたから、少し前の話しですが、メデイアに出た後は、念のため、その番組名と「すき焼き」を組み合わせて、ネットで検索をしています。その時も「所さん すき焼き」で検索してみましたら、一位に表示されたのは、このブログではなく、

「所さんのニッポンの出番すきやきふりかけ『ハンバーグ』アレンジレシピ!」

という料理ブログでした。

私は見逃したのですが、所さんの出ている他の番組「所さんのニッポンの出番」の「100円で買える絶品”ふりかけランキング”」のいう回で、丸美屋さんの「すき焼きふりかけ」が採り上げられたとかで、

そのふりかけを調味料として、ハンバーグを作るアレンジ・レシピが紹介されているのです。

まあ、美味しそうではありましたが、本物のすき焼きを食べた欲しいなあ、というのが正直なところ。

こうなったら、こっちはすき焼き風アイスでも創るかな。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.761日連続更新を達成しました。

すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

古民家レストラン

嬉しいニュースに接しました。

「野村醸造」さんが古民家レストランを開業されるとか。

「野村醸造」さんと聞いてもピンと来ないかもしれませんが、

銘酒『紬美人』を醸しておられる蔵で、2年前の鬼怒川の氾濫で被災した、茨城県常総市の蔵と聞けば思い出す方も多いと思います。

「2年前の9月10日朝、北西約2キロの地点で鬼怒川が越水。野村さんの胸まで水が迫り、酒蔵も冠水した。水が引くと室内は泥まみれで、瓶詰めした日本酒1万5000本のほか、酒造りの機械類も使えなくなり、損害は約7000万円に上った。」と申します。

その翌年の6月、野村さんは私のイベントに出店して下さいました。

私と浅草の旦那衆との対談本『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』の刊行を記念した「すき焼きを食い、カクテルを飲み、著者・関係者と語る会」です。

この会はタイトルの通り、「ちんや」のすき焼きを会場のホテルに持ち込んで食い、また対談場所である浅草のバー「ORANGE ROOM」さん・「FOS」さんのカクテルも持ち込んで飲み、関係者と語る、という会でした。

そしてさらに、日本酒は「野村醸造」さんの『紬美人』をお飲みいただくことにいたしました。

野村さんは、それまで全く面識がありませんでしたが、出品依頼の手紙を出しますと、ご快諾下さり、会場の浅草ビューホテル4階までいらして、自ら来客に酒をふるまって下さいました。恐縮なことでした。

それから1年強。

「単なる復旧ではなく、一歩前に出よう。マイナスをプラスに転化しなければいけない」ということで、11月に古民家レストランを開業されるとか。

ご繁盛を心より祈念致します。

 

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.760日連続更新を達成しました。

すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

 

Filed under: 色んな食べ物,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

ものがたりCHANNEL

ネットTV番組『Story 〜長寿企業の知恵〜』に出演させていただきました。

7月に収録して、放送開始は当初「10月になる予定です」とお伝えしておりましたが、少し早まりまして、本日9/23(土)900より、こちらのURLで視聴可能です。どうぞ、ご覧くださいませ。

この番組は、FRESH! by CyberAgentがネットで提供している「ものがたりCHANNEL」のコンテンツです。

「ものがたりCHANNEL」では様々な角度から、企業経営者の思いを、トーク・ドキュメンタリー番組の形で紹介していて、『長寿企業の〜』は、その中で老舗企業に特化した番組なのです。創業100年を超える老舗企業の経営者をゲストに招き、長寿企業の経営者が持つ知恵や理念、思いを語る、というものです。

過去には、

新橋のすき焼きの「今朝」さん

合羽橋の箸の「はし藤」さん

といった私の旧知の方々も出ています。

収録の準備では、随分質問の多い質問集が送られていて、答えを用意したら、シナリオは27ページにも成ってしまいました。

これ、全部収録できるのかな?と心配になりましたが、そこはMCさんがお上手です。

メインの朝岡聡さんは学校の先輩でもあり、学生時代楽器をなさってもいた方でもあり、旧知のように接して下さってリラックスできました。

どうぞ、ご覧ください。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.759日連続更新を達成しました。

すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

遠き海原②

「伊場仙」の十四代目・吉田誠男さんが本を出されました。題して、

『遠き海原~世界都市「江戸」誕生の物語』。

(出版社名、コードなどは弊ブログの9/3をご覧ください)

「伊場仙」の初代・勘左衛門が家康と共に岡崎から江戸へ来たのは、当時未だ湿地帯だった江戸を天下第一の都市にするためでした。そして、その治水技術をオランダに求めたことで、勘左衛門はオランダと敵対していたスペイン・ポルトガルを敵に回すことになる・・・

というのが、この御本の筋書きで、元NHKアナウンサーで歴史通の松平定知さんも推薦文を寄せて、「ストーリー展開に目を見はった」と絶賛しておられます。たしかに私が読んでも、

そんな設定、「あり」なの?!

と思うような発想の面白さなのですが、それをここで書くと「ネタばれ」になるので、書けません。

一方面白い展開とは別の次元で、吉田さんがこの御本で言っておきたかったであろう部分は、三河商人の在り方について、です。そちらの方はここでご紹介しても良いだろうと勝手に判断して書きますが、その三河商人の在るべき姿は、なんと家康が語るのです。

「上に立つ者は常に頭を下げるように心がけよ。卑しい者ほど威張りたがるものじゃ。大器あるものは自分の偉業を誇示することはない。謙虚に、控え目に生き抜くことじゃ、江戸日本橋はこれから幾百年この国の中心になろう。この街の有力なる者の品性が問われるぞ。」

勘左衛門が、父・利兵衛が手がけていた江戸の治水事業を継いだのは、わずか16歳の時。利兵衛は、おりから台風が接近して来たので、自分の造成した地盤が大丈夫か点検に行って、帰らぬ人と成ってしまいます。

その事業を若くして継いだ勘左衛門に、家康が与えた訓戒が、上の言葉なのです。

常に頭を下げよ、そして商人の身であっても天下国家を考えよ、というメッセージを言いたかったのは、間違いなく、吉田さん御自身でしょう。それを家康が語るのです。

当節、耳の痛い人が多かろうと思います、私を含めて。

ひらたく申しますと、吉田さんに叱られてる気分・・・もちろん在り難いですが。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.758日連続更新を達成しました。

すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

Filed under: 飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

電話番号

着信した電話番号をグーグルに入れて検索してみると、ヒットすることがあります。

個人の家の電話番号はもちろんヒットしませんが、お店や会社の電話番号の場合、その番号をネットに公開していることが多いですから、それがヒットするのです。

この方法で気づくのですが、「適サシ肉宣言」以降、飲食店の方が食べに見えることが目立って増えています。

検索してみて、

お、うなぎ屋さんかあ!と分かるのです。

弊店でもやっていますが、店のスタッフの慰安と研修を兼ねた食事会の場として、「適サシ肉宣言」の店に行ってみよう!ということのようです。

まったく光栄なことですし、食の専門家を経由して、「適サシ」の趣旨が伝われば良いなあと思います。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.757日連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

元々「狆屋」だから

弊店の会員さんには「記念日割引」という制度があって、ご自分の好きな日を指定できるのですが、先日なんと、「ペットの誕生日」を指定された方が・・・

元々「狆屋」だから、合っていると言えば、合っているけど、

ペットとは一緒に祝えないよねえ。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.756日連続更新を達成しました。

Filed under: 今日のお客様 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

ハンギングバスケットフラワーサポーター制度

台東区「花の心ハンギングバスケットフラワーサポーター制度」の認定式に参加しました。

会場の浅草文化観光センターに着きますと、

すごい報道陣!

そうか、オレを取材したいメデイアが、こんなに在るのか!

と思いましたが、違いました、もちろん。

この日は東京都が2020オリンピックに向けて実施する「花の都プロジェクト」のキックオフイベントも合わせて開催されることになっていて、ユリ子知事も見えたのです。女子オリンピアンも。

へえ、毎日こんなに大勢の報道陣を引き連れて歩いているのですねえ。驚きました。

さて、「花の心ハンギングバスケットフラワーサポーター制度」についてですが、台東区が商店街の街路樹に「ハンギングバスケットフラワー」を付けて、それを商店街の会員が水遣りなどの世話をして貰いたいという制度です。

ウチの通り会=浅草雷門通り振興組合が、引き受けたので、この日「サポーター」として認定する段取りでした。

「ハンギングバスケットフラワー」というのも耳慣れない言葉ですが、街路樹を支える鉄製の支柱の、人の腰くらいの高さの所に、やはり鉄製の輪が付けてありまして、そこに花を植えたバスケットをかけるというものです。

当振興会と、雷門一ノ宮商店会(都営浅草線のA4出口の前の商店街)に、既にそれが設置されていますので、どうぞ、ご注目下さいませ。

追伸1

雑誌「dancyu」2017年8月号の「美味東京」特集に、「ちんや亭」の「適サシ肉」の「ちょい食べ」が採り上げられました。ありがとうございます。

<「適サシ肉宣言」関連の、これまでのメデイア掲載は以下↓の通りでした>

「文春オンライン」2月8日より掲載中

日本テレビ「スッキリ!!」2月9日放送済み

TBSテレビ「白熱ライブビビット」2月10日放送済み

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2月10日16時50分放送済み

東京新聞(特報面)2月12日掲載済み

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」2月12日10時放送済み

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2月15日15時44分放送済み

「肉メディア.com」(インターネット)2月15日掲載済み、文:松浦達也様

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」2月16日7時35分放送済み

産経新聞(生活面)2月21日掲載済み

日刊ゲンダイ2月24日掲載済み

「おとなの週末」(雑誌、講談社)2017年3月号掲載済み

FMえどがわ(84.3MHz)3月2日放送済み

読売テレビ「そこまで言って委員会」3月12日放送済み

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」3月25日朝6時放送済み

TBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」3月31日19時56分放送済み

「ワインホワット!?」(ワイン専門誌)2017年5月号掲載済み

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4月13日20時15分放送

ブーストマガジン(インターネット)5月12日(前編)、19日(後編)掲載中

テレビ東京「和風総本家」5月18日放送済み

「婦人画報」(雑誌)2017年7月号「世界が恋するWASHOKU」特集

「健康保険」(健康保険組合連合会発行)2017年6月号、文:山本謙治様

「dancyu」2017年8月号、「美味東京」特集

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.755日連続更新を達成しました。

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

店の名前を教えて下さい!

「ちんや」に予約の電話を入れておいてから、最後に、

オタクの店の名前を教えて下さい!

と言う方。

なんと、電話番号は教わったが、店の名前を教わっていない、と言う。場所も値段もまったく調べておられない。

はい、私が主人ですが、私は「ちんや」に行きたいとおっしゃる方に来ていただきたいんです。

どこでもいいんだ、という方には来ていただきたくないんです。

だから、このお話しは、いったんキャンセルにしますから、もう1回お考えいただいてから、また電話して下さい。

・・・これは実話です。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.754日連続更新を達成しました。

 

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

ギネス認定!世界一高い米

テレビで「ギネス認定!世界一高い米とはどんなものなのか」というのを、放送していました。

おかべたかしさんの単行本『くらべる値段』に出していただいたばかりなので、当然値段のことが気になって視ました。

たしかに、

栽培だけでなく、

選別、

熟成、

特殊な精米

と価値を高める努力がなされていました。

が、私には根本的な疑問が。

値段って、ギネスが認定するもんなの?

そもそも値段は市場つまりお客様が付けるものですよね。

その品物の価値を認めて、高くても買いたいという人が大勢いれば、その値段に成るというのが自然な展開です。

まずギネスに認定させて→それをPR材料にして→アジア富裕層に売り込もう!

という展開を辿った商品なら、それを「世界一高い米」と報道して良いものなのか、私は、うーん・・・と思ってしまいます。

どうやら、調べましたら、この値段で売られたのは1年間のようです。

3年間とか5年とか、この値段が維持されたのなら、「高い」と認定しても良いかもしれませんけど。

お米に詳しい方、どうなんでしょう、この件?

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.753日連続更新を達成しました。

 

Filed under: ぼやき部屋,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)