柔燗

金升酒造さんの「柱焼酎仕込み」の御酒の会を予定しております関係で、燗つけの練習をしています。

「柱焼酎仕込み」とは、自社製の焼酎を醸造アルコールとして添加した御酒です。

アル添の度数が低く、本物の焼酎を使っている分、燗をつけた時のアロマが素晴らしく、所謂「酒臭さ」がありません。燗酒に最適と思います。

ですので、上手に燗つけしないといけません。

さらに今回の試みとして、座敷の中で燗つけをします。席に熱源があるという、すき焼き屋のメリットを活かし、燗つけのプロセス自体をも楽しんでいただく酒肴ですイヤ趣向です。

燗のつけ方は「土鍋燗」です。

すき焼き用のガス台の上に土鍋を載せ、それで湯せんするのです。その練習をしています。

試した結果、

御酒が柔らかいです!

普通の湯せんでも御酒が柔らかく感じますが、土鍋燗は、気のせいもあるかもしれませんが、さらに柔らかく感じます。55℃でも全然キツく感じません。

当日は、常温、ぬる燗(40℃)、上燗(45℃)の3種類を飲み比べていただく予定ですが、もう少し高めでも良いかもしれせん。

もう一つ気づきましたのは、土鍋の保温力です。これはスゴいです。

適温になったので火を止めて試飲して、写真をFBにUPして、それからまた戻っても、ほとんど温度が下がっていませんでした。

だから、いったん湯音を上げてしまいましたら、火を止めてしまっても、燗がつけられます。

酒が湧いているような熱い燗がお好きな方もおいでではありましょうが、そういう酒は何盃も飲めません。

腰を落ち着けて味わうには、やはり柔らかい燗ですね。

「ぬる燗」って、旨そうな感じがしませんから、変えませんか?

「柔燗」に。

「じゅうかん」じゃあ、体罰イメージがつきまといますから、「やわかん」と読みましょう。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.079日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)