とんび

すき焼き=明治イメージと当然私は思っているのですが、

すき焼き=昭和イメージと思っている人も多いようです。

それで昭和が時代設定のドラマに、よくすき焼きが出てきます。

今TBSで連続放送しているドラマ『とんび』にも出て来たようです。

「・・・ようです。」と書きましたので、すき焼きが出て来たという回を、私は見逃したからです。

「究極の家族愛の物語」という宣伝文句がどうも大げさ過ぎだよ!と思ったのと、

「愛とゲンコツで息子を育て上げる」のゲンコツが体罰を連想して、タイミング悪いなあと思ったのが見なかった理由ですが、すき焼きが出て来たとなると考え直さないといけません。

なんでも、この小説は角川文庫の「みんなが選んだ角川文庫 感動する第1位」に選ばれているそうです。

主人公の父親は、妻を失って、不器用ながらも男手ひとつで息子を育てるのですが、その親子の絆を描いた物語なのだとか。

TBSのサイトで、そのすき焼きの場面の画像を見ると、参加しているのは主役家族だけでなく、幼なじみのお坊さんとその父の住職、さらに行きつけの居酒屋の女将までと大勢。近隣まで巻き込んでとても家族的な様子で、それを表現する手段として、すき焼きを使っているわけです。

あくまでイメージですが、昭和のすき焼きは、明治のすき焼きより家族イメージが濃厚なような気がします。

明治のすき焼きは、本郷のすき焼き店「江知勝」さんが帝国大学御用達であったことから分かり通り、家族以外の仲間と食べるイメージがあります。

しかし、昭和となると家族イメージが濃厚です。

最近日本が自信を失い、昭和を懐かしむ風潮の中で、昭和=家族=すき焼きという場面を見かけることが多いような気がします。

すき焼きがドラマに出るのは有り難いですが、理由まで考えて行くと複雑な気分です。

頑張ろう、日本。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

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「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.066日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,憧れの明治時代 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)