掛け声

このブログの今月18日に書いた健康診断は、浅草公会堂の展示スペースを借りて実施しましたが、同じ時間に多くの設備を運び込んで、舞台設営をする業者さんがいました。翌日開催される

「中村勘九郎 中村七之助 歌舞伎生配信特別公演」の関係者の人達でした。

この公演の会場は浅草公会堂で、演目も「猿若揃江戸賑厄祓浅草祭」など浅草にちなんだものでしたが、無観客歌舞伎でした。観たい人はネットでチケットを買い、オンラインで視聴する形でした。ウチでも視聴してみました。

歌舞伎と言えば、「大向う」からの掛け声が「お約束」で、それが無かったら、どんなに寂しいだろうと心配しましたが、この公演では、そこを補う工夫がされていました。

まず、5人の「大向う」さんが動員されていました。普段劇場で掛け声をかけている方々だとか。その方々が距離をとって声をかけます。

プラス、オンラインのチャット機能を使って、視聴者も文字で声を掛けられるようになっていました。現場に掛け声が上手い方々がいますから、視聴者はそれに続けば良い→掛け声のタイミングを間違うことがないという仕組みです。なるほどね。

もちろん、無観客ですから、来場者が終演後に街で飲食を楽しんで帰るということにはなりません。そこは残念でしたが、演劇がコロナに対応する一つの形を見させていただきました。出演者、関係者の皆様、ありがとうございました。

*すき焼き・しゃぶしゃぶは、鍋でウイルスを加熱殺菌してすぐ食べるので、非常に安全な食べ方です。安心してお召し上がり下さいませ。
こちらで通信販売もしています。
よろしくお願い申し上げます。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.796本目の投稿でした。引き続きご愛読を。

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)