路上飲酒禁止条例

長らく日本社会は飲酒に寛容でしたが、じわじわと規制する方向に傾いているようです。
今月、渋谷区議会は渋谷駅周辺の路上や公園での飲酒を禁止する条例を可決・成立させました。
原因は勿論、昨年のハロウィーンの騒動。渋谷区長は、本来マナーの領域なのに規制せざるを得ないのは残念と発言しているそうですが、昨年はトラックをひっくり返してしまいましたからねえ、流石に何も規制しないというわけにはいかなくなったようです。
が、
本当に悪いのは酒なのか、
酒だけ規制すれば治まるのか
という点が残りますね。
酒が悪い、という立場であれば、花見の宴会も迷惑と言えます。逗子市は海岸での飲酒や音楽が迷惑だということで規制をかけましたが、結果「海の家」の売上は9割減になったとか。
渋谷の今回の条例の場合は、ハロウィーンの期間に限って規制するという条例を作ったそうです。つまり、
ハロウィーンが悪い、
しかし酒を規制する
というユニーク(?)な発想の条例と申せましょう。
浅草でも実は花火の日なんか、路上飲酒がかなり迷惑なんですけどね。ウチのマンションは、花火の日に管理費でガードマンを雇って、敷地に酔っぱらいが入らないように見張ってもらっています。
騒ぎがエスカレートすると、いつか全面規制の時代が来ないとも限りません。トホホですね。

追伸
令和の新時代に向け、「ちんや」は「肉のフォーティエイト宣言」を致しました。ご理解・ご愛顧賜りたく、お願い申し上げます。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)